Wednesday, June 23, 2004

CineVegas : Cannes On Viagra ?


今日も書きましたよ、脚本を。しかも5㌻。1シーンだけど、重要なシーン。取り敢えず明日も同じ位書かないと、来月の渡米に間に合いません。で、完成し て出品する時の映画祭を考えてみた。世界中に600−700の国際映画祭があるらしい。でも本当に意義のある映画祭はその内10−20で、後はゴミに近 い。ではいい映画祭とは何か?1に映画配給会社が大勢集まる場所でないとダメ。つまり、配給の決まっていないインディー映画を出品する側から言わせれば、 これは死活問題。金と時間が無駄になる。映画を出品する理由はただ一つ。賞を貰う事じゃない。海外の配給会社と契約しに行くのだ。賞を獲っても公開されな い作品の多い事。そして公開されても、いつの間にか消えてゆく映画の多い事。俺が一番恐れているのはこういう事。配給会社(=バイヤー)の多い映画祭がい いのである。つまりこれに該当する映画祭がアジアにあるかというと、東京国際を含めてゼロ。釜山、香港、上海等、腐る程あるけど、ただ観光目的に開催され てるだけ。こういう所は金を出されても出品するつもりはない。更にアジアの映画祭で上映すると、必ず翌日に海賊版が出回るのも危険。では良い映画祭は?実 名を挙げると、Cannes, Venice, Berlin, Toronto, Sundance, Tribecca等、数カ所。最近評判がすこぶる急上昇なのがLas VegasのCineVegas Film Festival。今年で6回目かな。いい点は、俺自身べガスに行き慣れている事。そして土地柄なのか、映画祭に大勢のバイヤーやセレブが集結している。 それと開催時期。6月と言う俺の嫌いな冬場の映画祭じゃないって事。これはポイント高い。因みにこの時期は灼熱地獄らしい。俺の知合いが今回Until The Nightってデジカメで撮った映画を出品してる。当地の取材でこの映画祭の事を”Cannes On Viagra”と例えていた。(笑)コイツの映画が買われたのかどうかは知らんが(まず無理)、いろんな記事を読んだが、これだけ批判の少ない映画祭も珍 しい。とにかくこういう新興の映画祭が台頭して来るってのは非常にいい事。インディー映画の祭典Sundanceは最近スキャンダル塗れで、俺も好感が持 てない。過去2度行ったけど、寒いだけで映画なんか観る気にならない。NYで俳優のRobert De NiroがやってるTribecca Film Festival(5月)にも注目している。インディー映画界のお膝元だからね。俺の目標は上記の3、4カ所かな。まあ、先の心配はこれくらにして脚本、 脚本。

1 comment:

バイアグラ said...

バイアグラ