Saturday, August 11, 2007

Blade Runner+Women in Cage = Orgasmachine


Ian Watson原作のOrgasmachineを購入後から6年経ってようやく完読。250ページくらいの本だが、3日に分けて近所のファミレスで読んだ。まず読後感はふ〜んって感じ。映画で云うとBlade Runner Meets Women in Cageって感じで、云うなればSF版の女囚映画って感じ。ただこう云うのって他にはないんじゃないか?Margaret AtwoodのThe Handmaid's Taleに近いとか、解説に書いてあったけど、俺が違うと思うよな。谷崎潤一郎の「刺青」やClive Barkerのホラー小説Midnight Meat Train、Philip K. DickのDo Androids Dream of Electrick Sheep?に近い。内容じゃなくて、コンセプト小説ってヤツで、モノ自体が短いだけに映画化しようとすれば如何様にも脚本用に改稿可能って事。実は俺の書こうと思ってた夢想小説に未来の歌舞伎町が舞台で、そこで働くロボットの風俗嬢の短編があるんだが、と云っても書いてないけど、俺が何となく夢想してたアイデアに近い。ザックリだけどね。でも似た様な事を考えてるヤツもいるもんだなぁと感心した。本書をそっくり映画化するのはまず不可能。何でかと云うと映画向きじゃないから。ただここはムーヴィーマジックと云うか、映画用に脚本を大胆に脚色する事は多いに可能。それが不可能だとまず映画化は無理。まず大胆に原作の面白さを残しつつ、映画にすると云う事を前提にヴィジュアル的に分かり易く説明しないとダメ。原作に忠実過ぎると興行的にキツいだろうね.....。
今週の全米興収1位はJackie Chan主演のシリーズ最新作Rush Hour 3。こんなクソ映画誰が観るんだ?中国ではこの映画は公開されない事が決まった。理由は「アホみたいな金を払って観る様なモンじゃない」と一蹴された。主演が中国人であってもだ。まぁ中国の事だからどうせ、海賊版で出るのは時間の問題と思う。バスルームの電球が切れたので、近所の西友で388円で買い替えたんだが、レジで知らないババぁが新しいラップトップを買おうとしてた。見ると台湾製Acerブランドの格安商品なんだが、思わず「ババぁ、今から渋谷に走ってMac買えよ」と呟いてしまった。何でババぁは安モンに走るのかね。どう考えても、WindowsよりもOS Xの方がいいに決まってるだろうに。余計なお世話だけど、Windows使ってるヤツにセンスのいいヤツは誰一人としていない。これ常識。それとPowerBookを入れてるバッグがあるんだが、これのショルダー部分が壊れたと云うか、使いモンにならなくなったので、近所のタバコ屋の親父に訊いてみると、近くに靴の修繕屋があるんでそこに訊いてみろ、と云われたので行ってみたら、中国人のババぁが狭苦しいとこで細々とやってたんで、1,000円払って修理してもらった.....。


CAA創業者のMichael S. Ovitzの珍しいインタビュービデオ。マジに珍しい。公の場にまず姿を見せなかった本人がこうやってテレビに1時間出演するなんて誰が予想出来た事か。しかしこれは裏を返せば、それだけ影響力が霞んで来たって事かもしれん。因にこのビデオはかなり昔のモノらしい。

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