Tuesday, October 09, 2007

The End Game for Yanks


予定通りと云うか、俺の希望通りNew York Yankeesの2007年が終わった。地区シリーズ第4戦目でついに力尽きた。3本の本塁打が出る等、12安打で猛攻したが、相手のCleveland Indians打線は13安打で、打撃戦を制した。とにかく19勝を挙げた先発の柱である王健民がこの地区シリーズ2先発で両試合とも悪かった。打線では松井も全くダメで、この4試合無安打。監督のJoe Torreの処遇が気になるが、正直、もういいんじゃないかと。90年代あれだけ突っ走って来たYankeesをここまで強くしたのはこのオッサンの手腕による所が大きい。Yankeesのオ
ーナーの発言に注目が行くけど、日ハムのTrey Hillmanなんかいいんじゃないか。且つてYankees次期監督はこのオッサンって声も事実あったわけだしさ。俺はいいと思うよ。楽天の福盛に続き、広島の主砲新井がFA宣言。コイツもメジャー宣言してくれたらいいんだけどな.....。William Hope Hodgsonの短編集The Voice in the Nightをようやく読み終える。8編の短編集なんだが、まぁ驚いた。どれも同じ設定。7編が船上での出来事。しかも毎回違う怪物とかが出て来る。苦笑しちまった。やっぱ際立ってたのが最初のThe Voice in the Nightで後にと云うか今から半世紀前に東宝で「マタンゴ」って云うカルトホラーになっていた。勿論、本人は観てない筈。俺が読んだのは東京創元社の文庫版で、奥付には原書の版元が記されてない。これは明らかにパブリックドメイン。つまり著作権が完全に失効しちまってる証拠。映画ネタを探してる輩にはラッキーな事実だよな。ストーリーは至って簡単で、長くなる筈のストーリーを短くした圧縮版って感じ。以前読んだ谷崎潤一郎の「刺青」と似てる。前後に必ずストーリーがあるのに、美味しいとこだけ抜いて拡大したって感じかな。驚いたのは本人のその経歴。19世紀末に柔道を習って、ロンドン警察を生徒に護身道場みたいなモノを20代前半で経営してたと云うから驚愕。第1次大戦時に親へ送った手紙に戦争の悲惨さを是非小説に書きたいと送ったらしいんだが、その日が来るのを前に40歳で戦死したって云うから残念だったね.....。ポーランドのBlade Runnerのポスター(右)。いや〜これ渋過ぎだな.....。TSUTAYA Discasで借りたSteven Soderbergh監督作品TrafficThe Devil Wears Pradaを観る。両方ともイマイチ。前者は同監督のオスカー監督賞受賞作品なんだが、メキシコのシーンとアメリカのシーンの色のトーンを真対象にしてる。メキシコが暖色、アメリカが寒色と云う具合に。意図してる事は分かるんだが、どうも巧い事マッチしてないんだよな。気のせいかね。後者は俺も5年前にゲラで読んだベストセラー原作の映画化なんだが、ちょっとタルイね。Pretty Womanくらい弾けてもいいんじゃないかと。なんかあの主人公のAnne Hathawayもイマイチ、ラブコメに適してないと云うかミスキャストじゃないかと。弾けてないところがさ.....。


iPod発火!

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