Sundance Film Festival 2008が年明け1月中旬から始まるが、その応募の締め切りが先月だったんだが、何と応募数が8,000本を越えると云う凄まじい事になってるらしい。その内、実際映画祭で上映されるのは200本程で、競争率も40倍以上って事になる。応募映画を1本、1本チェックする奴らは一体どうなんだろう?本当に観てんのか?って感じもするけど、しかしデジタル時代になってからと云うもの、誰でも簡単に撮影出来る世の中になってしまった。気軽に簡単に。いい事なのか悪い事なのか知らんが、とにかくクソ映画が増える事は間違いなさそう.....。日本映
画専門チャンネルで新藤兼人監督の「賛歌」(1972年)を早朝4時に観た。しかしこの監督ってのは凄いね。こう云うのを撮らせたら日本一だな。原作が谷崎潤一郎って観て、思わず「おお〜!」ってな感じで見入ってしまった。主演の渡辺督子と云う聞いた事も無い女優。盲目の三味線師匠を演じるのだが、これが思いっきりS女。賄いの男を徹底的にイタぶる。所々に谷崎の脚フェチが垣間みれるんだが、それにしても早朝から観る映画じゃないよな。放送禁止用語もバンバン出て来る。共演の河原崎長一郎ってのも又ウダツの上がらねぇM野郎なんだな。それと新藤の演出なんだけど、このオッサンは才能あるんだか、ないんだか全く分からん演出をする。ただ一連の作品を観て感心するのは、金がないってのが如術に分かるモンばっか。それを分からなくさせる演出術ってのがあるんだろうかね。本作もATG作品なんで製作費は1,000万円なんだろうけど、それにしては完成度は高いと思う。特にセットが作れないシーンは背景を真っ黒にする技はこのオッサンの得意技かも。それと冒頭から監督の新藤が出て来るんだが、マジにドヘタク
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