過去の知人を検索するのは止めようと云った矢先に又やっちまった。要するに暇なのかね。しかし困ったもんだよ。自分で苦笑してら世話ねぇけどな。今日も懐かしい顔を見つけた。検索したのはLos Angeles時代に出会った人の中にJunさん(本名・柳田純一)と云う人がいる。宮崎出身で30過ぎて役者になりたいと渡米。以来、10年この人を見て来たが、グリーンカード(永住権)取得を夢見ながら、日本人観光客向けのツアーガイドをやってた。仕事が大変だとか、社長がクソだとか、いろんな話をこの人から聞いた。観光客と結婚したのも今から10年前と
かじゃないかな。98年に俺が帰国する事になった時期に「永住権をゲット出来た!」と嬉しそうだった。Junさんソックリな女の子供も一人出来たと聞いて、爆笑した記憶がある。今日偶然、彼の出演してるHONDAのCMを見つけた。知ってるだけに、これが結構笑える。映画MagnoliaとかCharlies Angelsにもエキストラとして出演。でも調べてみると圧倒的にCMが多い。拘束期間が短いんでいいんじゃない?って事じゃないかな。The Last SamuraiとかLetters from Iwo Jima等の日本人の必要な映画に出てる気配はないし。最後に会ったのが確か4、5年前だったと思う。役者の仕事が無い時は「日系のスーパーで働いてる」とか云ってた。下にリンクを貼ったのでご覧下さい.....。低予算の「深刻」な映画が「深刻」な商売に結びついて
ないと云う、Variety紙の編集主幹Peter Bart氏の今年の総括が掲載されてた。氏曰く「Tom CruiseやBrad Pitt等を政治的映画に出演させても、スタジオ幹部の思惑と観客の思惑のギャップは埋められない」のだそうだ。更に「深刻な映画に数十億円投資するのは馬鹿げてる」とも。それと「深刻な映画は海外市場の重要性がもっと重要になってくる。例で云えばFocus FeaturesはLust, Cationでの北米興行に失敗したが、海外市場での賭けに勝利した」とも。最もアメリカ市場で今年深刻だったのは「深刻な映画が多過ぎた」と云う事。同編集主幹は30数年前、Paramount Picturesの社長だったが、公開映画の毛色は娯楽作品と芸術作品を両輪で公開してたと云う点。俺が思うに、特にネット世界が構築しつつある昨今、観客の趣向は多方に拡大、一筋縄では行かなくなってる。とにかく今年はアート系低予算映画がかくのごとく沈没。かといって大型映画が健闘してるかと云えばそうでもない。さてこのクリスマスの5日間の興収ランキングではNational Treasure: Book of Secretsが6500万ドルと云う数字に。でもクリスマスの数字にしてはイマイチかも。I Am Legendも累計1億5千万ドル突破。Sweeney Toodは意外に玉砕。もっと悲惨なのはAlien Vs. Predator: Requiemが1,000万ドルにも到達しなかった。これは大誤算。24日の時点で今年の興収は前年比4.6%増だったらしい。にしても、今年の興収は何か煮え切らないモノだったと云うのが俺の感想.....。
No comments:
Post a Comment