10年以上前から気になってたと云うと嘘になるが、村上龍原作・脚本・監督のTokyo Decadenceこと『トパーズ』と云う16年前の映画をDVDで観る。しかし困った映画だな。とにかく自主映画の域を出ない愚作とまでは云わないが、それにかなり近い。まず最初に鼻についたのは録音。最初のシーンで作家の島田雅彦が診察台に乗せた二階堂ミホとどう云う会話、と云うより何を喋ってるのか全くよく判らない。二人共、ボソボソ声で囁き会ってる。何処のバカが録音したのか知らんが、これがまずダメ。二つ目に撮影。これも酷かった。俺んちのテレビデオの所為と云うのもあるにしろ、元ネガが16mmなので、写りが酷い。今の様なDigital Intermediateなんて云う技術は当時存在しない。もう、そのまんま。映画は2部構成みたいになっており、それだからなのか撮影監督が2人いる。しかしネットで調べるとこの二人は未だ業界にいるのかどうなのか不明。とにかくこんな糞カメラマンは俺には用はない。前半が高級SMクラブでの顧客達とのシーン。これは結構面白い。一回観れば充分だけど。後半は覚醒剤に溺れる主人公。問題はその後半部で、薬に溺れる主人公の描き方が非常に幼稚。何でよ?って。もっと激しいとか、狂ったとか無いの?夢遊病患者なのかヤク中なのかよう判らん。何となく始まって、何となく終わる。典型的な邦画。主演の二階堂はアメリカの
自主監督Hal Hartleyと結婚。New Yorkに嫁いだが、最近何に出たのか不明。とにかく前半と後半が全く繋がってない中途半端な映画だった.....。Low-Tech Magazineによると、200年以上前にもEmailに似た実験が行われていたと云う事実が判明。発電塔から欧州、北米に文字メッセージが送られると云うオプチカル・ネットワークシステムと云うコンセプトがあったらしいんだが、結局は夢のまた夢に終わってしまっていたらしい。そのメッセージのスピードだが、時速1,000キロはあるらしく、今の飛行機と同じくらいのスピードになる。つまり現在、東京とロサンゼルスの間の飛行時間は10時間前後なので、そのオプチカル・ネットワークと云うシステムを使うと、10時間後に相手にメッセージが届く事になる。なかなか面白い記事だが、やっぱ当時としてはSFに過ぎなかったんだろうな。何となく分かる.....。米Amazon.comのクリスマスセールのラップトップPC部門で
Appleの白のMacBookが第1位を獲得。2位は黒のMacBook、3位はMacBook Proと云う布陣。明らかにMac製品の市場占有率が上昇してる証拠。しかし3週後には新製品が出るので、何で今買うのか不思議でしょうがない。Macは年末買っちゃダメと云うのは世界的常識。St. Louis Cardinalsを退団した田口壮外野手がようやく来季の契約を締結した。移籍先はPhiladelphia Phillies。契約内容は1年90万ドルと、Chicago Cubsと契約した福留と比較して10分の1以下。メジャーの日本人選手のかでは一番年俸の低い選手だが、プレーオフ出場回数は一番多いんじゃないか?しかし諦めないねこの男も.....。サラ金の規制強化で、市場から叩き出されてる会社がこの半年で2,400社以上にも上ると云う。貸金業法規制でこれまで悪質なサラ金業者が「商売にならん」と店終いしてるんだな。大手の武富士なんかは来月から金利を18%に下げ、これで大手4社はいずれも20%以下となった。これまで誰でも貸してたのを年収に応じて規制、申し込み27,000件の内、実際借りられたのは3分の1だったらしい。ほのぼのレイクの親会社の米GEキャピタルは身売りも検討してると云う。まぁ悪事は長く続かんと云う事だな.....。
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