Thursday, December 27, 2007

MTV: 2007 Borked the Music Industry


世界的に音楽業界が疲弊してる。とにもかくにもCDの売上げが下降の一途を続けている。若いリスナーの足がCD屋に一向に向かない。2003年のiTunesの登場以来、音楽の聴き方さえ変わりつつある。今年1月にはSony BMGのRootkit問題が発生。これでSonyはドツボにハマった。同社の囲い込み気質が裏目に出た。バカめ。とにかくどの国もCDが売れてる気配がない。しかもここ10年。ミリオンセラーが毎月の様に出てた日本市場も今年は2枚のみ。しかし同じく売れてない米市場では、かなりドラスティックに近い「変化の兆し」が見え始めてる。3月にはPaul McCartneyが古巣のEMIを離脱し、茶店チェーンのStarbucksのレーベルHear Musicと契約。1週目に6,000カ所で16万枚を売る。もうStarbucksは単なる茶店じゃない事を証明した。Nine Inch Nailsもダウンロードにシフト。Madonnaは古巣Warner Musicと25年の提携を解消、Live Nation社と150億円の10年契約。Madonna自身はこれを「360度契約」と呼んでる。自分の周りを全てコントロールしてくれる会社が出て来たと。レコード会社主導のこの業界の勢力図が完全に変わった。コレード会社の死を意味するわけよ。レコード会社が大手を振って歩いてた時代は過去のモノとなる。ザマァミロと。アーティストが辟易して来たわけだな。これが良いと見る向きもある。「新しい時代の幕開けだ」と。インディーバンドもネットを多用してる。メジャーに世話されなくとも活動は出来るんだ
と。完全に業界の地図が変化してる。恐らく10年後には全く新しい勢力が登場するかもしれない。そろそろこの波が映画業界にも押し寄せて来る事を祈るばかり.....。The Grudgeの製作チームが製作した新作Shutter。東南アジアの映画をハリウッドの資金、日本で撮影。日米では20世紀フォックスが配給するんだが、正直云って、今時ホラー映画に金を払うヤツがいるのか?しかも相変わらずホラー映画の乱造は終焉してない。まぁDVDでのセールスが続く限り、哀しいかなこのトレンドは終わらないだろうな。中央調査会によると日本の劇場入場料は高いと思ってる奴らが7割と云う結果を出したが、そりゃそうだろう。全国一律1800円てなもんはどう考えてもボッタクリ。特別料金の日を設定してると業界団体は言い張ってるが、そんなモンは気休めにもならない。上映前の15分にも渡るクソ広告を強制的に見せられる。それでこの料金は普通じゃない。しかも音が悪い。上映システムもクソ。消防法無視の立ち見席。これで世界一高い料金を払わされてる。俺はだから日本で映画を観ない。断固観ない.....。



これ凄いね。

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