しかしこんなついてない映画監督も珍しい。Monty Python唯一のアメリカ人メンバーで、Brazil, Time Bandits、Twelve Monkeys等の奇作を世に送り続けているTerry Gilliamの新作The Imaginarium of Doctor Parnassusが撮影途中で頓挫してしまった。これは先日、豪州の俳優Heath LedgerがNew Yorkで睡眠薬過多による死亡で、残りの撮影分が撮れなくなったとして、全キャストと100名のスタッフを解雇してしまったのだ。同作品の製作費は30億円。ちょっとした値段だよな。撮影は先月からロンドンで始まり、今月末から撮影隊は更に40日間のカナダでの撮影を予定していた。しかしマジについてない。10年
ほど前にJohnny Deppp主演のThe Man Who Killed Don Quixoteが撮影開始1週間で頓挫、更に20年前にはBrazilで出資のUniversalと編集で揉めに揉め、オクラになりかけた事がある。とにかくトラブルの多い監督で、もうあんな事はないだろうと思ってたら、今度は主演俳優が死んでしまった。しかも撮影が始まったばかりの時に。これは凹むわな。で、Terry Gilliamは先日の取材で、「Heath Ledgerの代わりにJohnny Deppに代役を頼みたい。今は何もやってない筈だから」と、マスコミを通じてGilliamはDeppにラブコールを送ったが、果たしてどう云う結末になるのかは今は不明。Ledgerは更にBatmanの続編The Dark Knightにジョーカー役で出演していたが、撮影は既に終了しているものの、配給のWarner Bros.は宣伝準備の変更を余儀なくされているらしい。20年前にBatmanでジョーカーを演じたJack Nicholsonは「だから止めとけって云ったんだ」と睡眠不足がアダになるとジョーカー役の出演を本人に止める様に伝えていたと云う。ちなみにLedgerの主演作Brokeback Mountain、A Knight's Tale、10 Things I Hate About Youの3本がAmazon.comの
売上げチャートを占めているらしい。そして現在、公開中の映画I'm Not Thereが全米61館で公開中なのだが、今週末には客足が増えてるらしい.....。NTT DoCoMoがGoogleと提携、Googleのコンテンツを余す事なく、今や化石となってしまった感のあるiModeにブチ込むらしい。3月にはDoCoMoの携帯にGoolge MapsやGmail、Picasa Web Album、YouTubeと云ったお馴染みのGoogleソフトが使用出来る様になると云う。これは何を意味するか?と云う事だが、まず最初に思い当たるのはNTTの虎の子であるiModeのクソさが近年露呈し始めてる事にある。つまり日本の携帯会社に携帯専用ソフトを開発、アップデートして行くだけの力がないって事を表明した様なもん。電話機作るのだけで精一杯って事だな。これはパソコンも同様で、ソフトでは「日本
製」の必要性は全くないと云っていい。更にGoogleが秘密裏に開発してると云われる携帯用OSであるAndroidもNTTの携帯にブチ込む予定らしい。AppleのSteve JobsはAndroidの事を全く評価してない。そして今回の提携でAppleのiPhoneの日本でのキャリアはNTTが一歩近づいたんではと云う見方もある。俺は個人的にそうは思わんのだが。SOFT BANKは先日Disneyと、今日はNTTがGoogleと。どっちが一体、iPhoneと契約するのか分からんが、Disneyと提携してるAppleと云う事で、SOFT BANKが一歩リードと見たいんだが、果たしてどうなるやら......。Macheads - the movie (trailer)
Uploaded by brunogarattoni
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