Sunday, February 17, 2008

Official: HD DVD's a Goner


2004年から続いていたHD DVDとBlu ray Discの争いがついに決着してしまった。世界最大手の量販店Wall MartがHD DVDを全品撤収し、Blu rayのみを販売する事を決定。これにより業界の勢力図が決まってしまった。この報道を受けて、昨日HD DVDの本家である東芝はHD DVDの青森の生産工場閉鎖を決定。事実上、次世代DVD事業からの撤退を決めたとNHKで報道された。これにより東芝の算出では数百億円の損失を計上する事になると云うが、東芝側からのコメントは一切出てない。しかし前にもここで書いたが、ネット上でレンタルやセルを出来る様になった現代にこういった単体ディスクが必要なのかと云う話なんだが、何にせよもうこれ以上、社畜のエゴに振り回されなくて済むと云うもんだな......。ベルリン映画祭が終了。邦画3本が受賞。新人賞に「パーク・アンド・ラブホテル」の熊坂出が受賞。荻上直子監督作品「めがね」と若松孝二監督作品「実録・あさま山荘」も何か賞を貰ってた。まぁ過剰評価だろうけどね。韓国のホン・ジュノ、フランスのミシェル・ゴンドリー、レオ・カラックス監督のTokyo!が完成しつつあると云う。しかしこう云ったオムニバス系の映画が成功したって話は聞かない。なぜ世の人々は中途半端なオムニバス映画の製作に拘るんだろうか?先月あったSundance Film Festivalだが、史上最高の応募総数だったにもかかわらず、配給先の決まった映画はほんの僅かだった事が判明。俺も不思議に思ってた。とにかく配給先決定のニュースがあまりにも今回少なかったからだ。特に意外だったのはRobert De Niro主演のWhat Just Happened?The Mysteries of Pittsburghが配給先に売れないまま閉会してしまった事だ。前者は20億円以上かかっていて、今回のSundance上映作品では明らかに大作の部類に入る。他にもスターが出てるのにスタジオどころか、弱小でさえ手をつけなかった。業界人の見方ではいずれ配給が見つかるだろうと云ってるんだが、今やスターで映画を見るヤツなんてかなり減ってる筈。今回だけでなく毎回そうだが、ほとんどの出品作は配給会社のついてない1億円以下の低予算映画が99%で、配給先が見つからないまま、不良債券と化してその映画は一生を終える。これに不満を感じる映像作家達はネットでの配給を夢見てる。しかし現状では今の技術ではどうにも出来ず、Web 2.0の登場まで待たないといけない。しかしそれが待てないと、最近多くの映像作家が有料オンライン・ダウンロードで自分の作品をアップロードし始めているのも実情だ。正直云うが、俺のはこうあってはいけないと思う。映画ならどんなに小さくとも劇場で公開するのがまず先決で、そうじゃないと映画じゃなくなってしまう。


シャマランの監督最新作。前作がクソだっただけに、これは期待出来るかも.....。

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