モノが売れないこの時代に意外なモノが売れてるらしい。ブラ男が増殖してると云う記事をここに書いたが、今度はフンドシ女が急増と云う話。ある女優がテレビ で「フンドシを履いてる」と云うコメントを発した事から、一気に市場に火が付き、供給が需要に追いつかない状態になってると云う。しかしだな、先日、男用ブラが売れてると書いたが、男がブラを着ける時代が到来？と思ったら、今度は女がフンドシとは。一体全体どうなってんだか.....。ボーナス商戦が始まったが、さすがに今年の冬は厳冬と云った方がいい。まず百貨店は悲惨なんてもんじゃない。「10万円以上の商品がほとんど動かない」と西武関係者。「来客数は増えているが、衣類や雑貨が売れてると云う様子がない」とは三越。家電量販店も厳しい。「デジカメ、デジタルビデオ等の嗜好性の高い商品が全く売れてない」と、ヨドバシカメラ店員。「衝動買いが減り、店頭で何度も値段交渉してから決める傾向にある」と、ビッグカメラ店員。「最近、新商品は数ヶ月で値崩れを起こすので、それを待ってる賢い消費者が目立つ」とも。円高の恩恵を受けてるはずの旅行業界では、今年は完全に「巣篭もり状態」だと云う。12月の旅行者数は前年比4.6%減だと云う。年末年始は9連休になる為、HIS等はかなり期待してたらしいが、結局数％しか伸びなかったと云う。JTBではボーナスが減った分、旅行を控える傾向にあると云う.....。
SONYが未曾有の正社員半分を含む16,000人の大解雇を発表してから10日経ったが、東洋経済がそれの分析記事を掲 載。SONYの日本人社長がPanasonicと比較し、秋くらいから投資効率が悪いと苛立ってたと云う。「不幸なのは高付加価値で売れると思っていた商 品が全然動かなかった」と云う。これはズバリ、同社の虎の子の筈だったBlu-rayの事だ。昨年、ライバル東芝との規格戦争で見事、勝ち取ったわけだ が、それでも売れなかったらしい。昨年のこのブログでも、俺はこの事は予見していた。「どっちが買っても玉砕だろうね」と。実際、見事にそうなっちまっ た。高画質？どうでもいいっての。俺なんか旧式DVDを数百枚持ってる。Blu-rayでは再生不可って事を数年前に聞いて、「俺には関係ねぇ」と思って たし、今だに思ってる。しかも幸か不幸か、この旧式DVDプレーヤーが今だ売れてるらしく、数千円と云う不足三文の値段。正に「不景気の為のAV機器」に なっちまってる。それだけじゃない。Bravia（液晶テレビ）も売れてない。昨秋から同社は東南アジアで低価格商品を製造し始めたが、これが高級ランク の商材に影響が出始めた。これにより先週、フランスと北米工場を閉鎖決定した。Appleが2002年にiPodをリリースした頃からSONYはダメに なったと見ていい。昨日の別記事では日本人社長曰く「16,000人でも充分とは云えないかも知れない」と、更なる解雇も有りと匂わせる発言。Panasonicとの合併なんてのも有り得るかもな.....。
今週の全米興収1位はJim Carrey主演のYes Manの約2,000万㌦。この時期にこの数字はちょっと寂し過ぎるね。評論家にボロクソ云われてる2位のWill Smith主演作Seven Poundsも約1,500万㌦とこれも寂しい。先週1位だったKeanu ReevesのThe Day the Earth Stood Stillは4位に後退。累計約4,600万㌦と失敗作確定。Slumdog MillionaireやMilk、Gran Trino、そしてThe Wrestler等のオスカー狙い作品は小規模ながら着実に数字を伸ばしてる。いよいよ水曜からDavid Fincher監督、Brad Pitt主演のThe Curious Case of Benjamin Button、Bryan Singer監督、Tom Cruise主演のValkyrie等、今年を締めくくる作品が大挙公開.....。Pixarのエロアニメ。
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