Lost Decade Part 2

この鳥はカワセミとか云うヤツか？しかし自然界の厳しさってのは容赦ないね。魚も魚で必死で開口、叫んでる。何て云ってるのか理解出来ないが、恐らく人間と同じだろう。「やめてくれ〜」「ちょっと、ちょっと」「ウソ〜！」とかなんだろうな。何でもいいけど、この魚の心境が今の日本経済そのものなのよ。英国の経済誌Economistがいい記事出してる。「金融危機の嵐に直撃されなかった日本が一番、経済が縮小してる」と。これには思わず膝を打つ。「日本の近年の出来事で、1990年の信用インフレから始まった不動産及び株式バブルの崩壊ほど衝撃的だった事はないが、昨秋以降の工業生産と輸出の急激な落ち込みは、20年前のバブル崩壊等は記憶の彼方に行ってしまうほどショックな出来事だ」と論評。「1998年には日本の経済は2％縮小した。しかし大半の評論家はここ数ヶ月で、それ以上縮小したと見ている。Goldman Sachsは今年の見通しを3.8%のマイナス成長と予測している」と。北米向け輸出は二桁のダウンの他、アジア向けも同様のダウン。輸出が日本経済を牽引していたこの半世紀。もう見るも無惨な姿になってしまった日本経済。これまで日本では何度も「不景気」はあった。しかし今回はちょっと違う。労働者の「大量解雇」。これはなかった。そして過去に例を見ない巨大なデフレ。何を出しても売れない時代。俺も10年前によく云ってたんだが、当時の日本の社畜は耳を貸さなかった。「これからはサービスじゃない。いくら他より安いのか？」。日本の上げ底サービス文化がついに失墜したって事だな。それと過小評価されていた円の実効レートが適正になり、資金調達が困難になった事で、低利資金と円安のお陰で長らく生かされて来た「ゾンビ企業」の破綻が急増している。さらに記事は「他の先進国は必死に日本のバブル後の二の舞にならない様に頑張っているが、当の日本はお粗末な政治のせいで、他国の後をノロノロと付いて行く羽目に陥っている」と〆ている.....。

日 本航空（JAL）と全日空（ANA）が合併するかも、と云う噂が浮上。現在、発売中の週刊現代が掲載した記事にあるんだが、「両社内で囁かれている」と報 道。両社広報は「有り得ない」と一蹴してるんだが、日航の社長の年収が1,000万円を切ったって事実を知ると、これはあって当然かもな。もし合併が実現 化したら「JANA」?それとも「ANAL?」。何でもいいけど、とにかく両社共、上海、ハワイ等の人気主要デスティネーションを含め、12路線、10路 線を最近、飛行中止にしてる。飛べば飛ぶほど赤字なんだとか。しかもここ数年、若年層の海外旅行への興味が愕然に減ってる。当然、旅行代理店を始め、この 産業自体が疲弊し始めてる。果たして日本に飛行機会社が2社も要るのか？これは何かありそうな予感がして来た.....。

川崎市の駅に設置された「自殺防止街灯」。青く照らす事で年間3万人以上の自殺者を防止させる役目を持つと云うが、青が冷静にさせる効果があると云う。ふ〜ん。録画した日本のテレビ番組をネットを通じて海外で視聴させるサービスは著作権法違反だとしてNHKと民放5社が、サービスを運営する浜松の日本デジタル家電を相手取り、録画の中止や損害賠償等を求めた控訴審判決で、録画中止と730万円の賠償を命じた一審を覆し、局側の敗訴を言渡した。裁判長は「侵害してるが、視聴者に拠る適法な私的利用の為の環境をだけ」とし、被告はシロと判断。原告は「判決を精査して対応を検討する」と述べたんだが、これって有料サービスなのか？でなければ全く局側の言い分は無意味になる。てか、むしろ原告側は被告に金を払ってサービスを拡充させる様にしてやれっての.....。


これはちょっと.....。