思わず「えぇ?」と唸ってしまった記事を発見。1981年に登場したLaserDiscなんだが、このほど製造元であったPioneerが製造を完全停止する事を先日発表。「生産に必要な部品調達が困難になった為」と説明。これまで360万台を売ったらしいが、初登場から30年で市場から姿を消す事になる。しかし今日まで一体誰が買ってたんだ?不思議でしょうがない。思い起こせば、30年前に近所の電気屋にこれが登場した時、何故かAlienとかSound of Music等の20世紀フォックスの映画しかLD化されてなかった。つまりこの会社しかLDの製造元Pioneerと契約してなかった。以降、松下電器のビデオディスクとかわけのわからんハードが出て来たが、数年も持続出来なかった。LDは81年登場以降も、細々と製造を続けてた。今思えば、コアな映画ファンに圧倒的な支持をされてたメディアだったと思う。あのCriterion CollectionもLD供給専門映画会社として設立され、以降、世界中の名作をLD化して来た。Pioneerは90年代初頭に、ハリウッドの映画会社Carolco Picturesと独占契約を交わし、同社のTerminator 2: Judgment Day等を独占販売。要するにCarolco社の株主になった。しかし締結数年後、Carolcoの負債が手に負えなくなり提携解消。ハリウッドから手を引いた。10年ほど前にPioneerのコンテンツ子会社Pioneer LDC社を電通に売却。完全にコンテンツ産業から身を引いた。今、Pioneerは大型液晶テレビ等を製造しているが、売れてる気配はない。LDと共に会社ごと消えてく可能性も大いにある。
1977年から毎年琵琶湖で開催してる日テレの「鳥人間コンテスト」だが、この番組の制作費の都合が付かないと云う理由で今年度の放映を中止すると発表。「不景気で制作面で削除を余儀なくされており、安全・救助面を軽視するわけにはいかないので、やむなく中止した」んだと。来年はやると云ってるけど、来年以降も無理だろうね.....。日本民間放送連盟によると、加盟201社の内、92社が2008年度中間決算で赤字を出してしまったと云う。テレビ事業者だけでは127社の内、53社が赤字だったと云う。同連盟会長によると「加盟の半数以上が赤字と云うのは過去前例がない」と驚愕。ローカル局のデジタル化投資は平均で30億円から50億円。これは各局の10年分の収益に値するんだとか。この巨額投資が足枷になってるらしい。2009年度はほぼ全社が赤字になると、俺は予想しちゃうね。人口が減ってるのに何でこんな事をするんだろうって感じだけどさ。とにかくカリフォルニア州よりも小さなこの国に、何で200社もテレビ局が必要なのかと。しかもテレビなんか観ないし。NHKが2009年度の予算を提出。受信料収入は6489億円と史上最高を記録、不況下でも積極的な予算を組むんだとか。 一方、支出も増えて1996年以来、13年振りの赤字29億円を記録。ちょっとこの会社、一時期、閉鎖説も出たが、なんか視聴率競争で民放各社を出し抜いた感じなんだな.....。
鳥人間とは関係ないが、今日一番驚いたニュースはNew YorkのHudson Riverにエアバスが不時着したと云うニュース。日本人客2人を含む155人が全員救出。米連邦航空局によるとエンジンに飛翔中の複数の鳥が吸い込む「バードストライク」が原因だと云う。日本でも1000件以上の報告があるくらいだから、普通にある事故なんだろう。ズブズブと機体が沈んでる間に乗員全員が脱出出来たと云うから不幸中の幸い。墜落地点から数百㍍の所にロックフェラーセンター等の高層ビル街やブロードウェイ等があり、これがもし、人家どころかトンでもない僻地や、太平洋沖やバミューダの様な所に不時着してたらと思うと背筋が凍るほど恐ろしい。まさに奇跡と云う以外、ないだろうね.....。Midnight Hot MG Hiromi Underwater - video powered by Metacafe
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