Oscar Countdown

5月のCannesには恐らくプレミアされるであろうQuentin Tarantinoの最新作Inglourious Basterdsのポスター。今週の全米興収1位は、これは毎年この時期になるとこの人の独壇場と云っていい。Tyler Perry監督・主演のMadea Goes to Jailが3,000万㌦以上の大ヒット。クソ映画の祭典Razzie賞が今年も発表。作品賞はThe Love Guru。監督賞はドイツのEd WoodことUwe Boll、主演男優賞はMike Meyers、主演女優賞はParis Hilton、続編／リメイク／ぼったくり／前編賞にはIndiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skullに決定。正直、最後の作品には俺もイマイチな気がしたもんな。インディーズ映画の授賞式Spirit Awardsもあった。作品賞にはThe Wrestler、監督賞はThe VisitorのThomas McCarthy、男優賞にはMickey Rourke、女優賞にはMelissa Leo、脚本賞にWoody Allen、新人監督賞にはCharlie Kaufmanと、有名人ばっかで、もう昔の様に無名の新人達が活躍する場では全くなくなってる。寂しい限り.....。

西友で19型の液晶テレビが39,800円で、中国のハイアール社製洗濯機を19,700円で発売開始。人気を博してるらしい。輸出専門の日本の家電メーカー船井電機や中国の白物家電メーカーハイアールと連携して世界中から商材を調達すると云う。ライバルのイオンも5万円を切るDVD再生機内蔵の32型液晶テレビを傘下のジャスコ等に投入する。イオンは「未だ消費者の中に液晶テレビの値段が高いと思う人が多い。円高ウォン安を利用して韓国製パネルを使う事で低価格を実現した」と云う。しかしだな、ついに大手スーパーがこう云う事をやり始めたって事は、ヤマダやK's電機の様な店は苦戦を強いられる事、間違いなし。今年中にアメリカのVizioが上陸したら、もう「32型が4万円台」ってのも夢じゃない。パイオニアに続き、ほとんどの日本の家電メーカーは液晶テレビから撤退するだろうね。日本でも価格崩壊と云うか、デフレが段々見えて来たな.....。