We Don't Want Olympic Shit

東京オリンピックを成功させようと、東京都が躍起になってる。2016年に開催予定の夏季五輪に東京が名乗りを挙げてるんだが、他にもアメリカのシカゴ、スペインのマドリッド、ブラジルのリオデジャネイロが候補に挙がってる。俺の感想は正直、初開催となるリオデジャネイロに任せりゃいいのにと思ってる。東京都は新競技場を作って、半径8㌔以内に競技場を集めて「コンパクト且つ、環境に優しい格安五輪」を目指してると云うんだが、世は空前の不景気である。「格安チケットも視野に入れる」と云ってるんだが、テレビで充分楽しめる五輪を地元で開催する必要があるのか？どこかが選出される事は決まってるんだが、この財政危機の日本で果たして五輪が必要なのかと。知事は「五輪は儲かる」と断言してるんだが、次期与党になる民主党は首を縦に振ってない。ライバル候補地のシカゴでは新大統領のオバマとヒラリー・クリントンの地元って事で、ここが選出されても不思議じゃない。国民の4人に3人は支持してるって云うんだが、俺は残りの1人だね。初開催国を選んでもいいんじゃないかと思うけどさ。10月2日に2016年の開催国がIOCより発表される。東京が選出されても有難迷惑って感じもしなくはないけどね.....。

今週の全米興収1位は断トツでFriday the 13thの約4520万㌦（約41億円）。この数字はホラー映画にしては上出来過ぎると云っていい。前回ホラーがここまで稼いだのって数年前にリリースされた清水崇監督のThe Grudgeが稼いだ4000万㌦ってのがあったが、あれにも驚いたが、今回はその1.5倍。ホラーは2週目以降が肝心。6位にはNaomi Watts主演のドイツ映画The Internationalの約600万ドル。これは痛過ぎる。7位のコメディ映画Paul Blart: Mall Copは今週1億㌦を突破。12位にRoy LeeプロデュースのホラーThe Univitedが低迷してるんだが、公開3週目でようやく2,000万㌦と、「Roy Leeマジックがついに失せてしまったのか！？」と思わせる数字。The Wrestlerはオスカー前で総計1,800万㌦。最終的に2,000万㌦って感じかな。製作費が800万㌦って考えると、まぁこんなもんかなと。日本公開が待たれる.....。

今日、内閣府が2008年10月−12月期の国内総生産GDP速報値を発表。輸出、設備投資、個人消費が総崩れし、年率換算マイナス12.7%と35年前の石油危機以来の最悪を記録。アメリカ発の経済危機で一番クソを被ってるのが日本だったと云うオチ。麻生内閣の支持率が9.7%と前回調べと比べ半減。2001年の森内閣に迫る、歴史的低支持率。これじゃ消費税と変りゃしない.....。今年に入って既にアメリカでは13の銀行が破綻。昨年は25行が破綻したが、それを上回るペースだと云う。フィンランドの携帯最大手Nokiaの社長が「世界不況は今後、2〜3年は続く」とコメント。「状況は数ヶ月前と全く違う。非常に厳しい状態がこれからも加速する」と述べた.....。北朝鮮の動きが俄に怪しくなってる。今晩、米国務長官ヒラリーが来日するが、この時期にまさか弾頭付きミサイルを発射する可能性があるかも知れないと俺は見てる.....。



こりゃ参ったね。今夏公開予定の「蟹工船」。予告を観てもう愕然。本編観なくともクソだってすぐ分かる。俺の期待を思いっきり裏切ってくれたクソ映画。これで世界配給を目指してるんだとか。もうアホかと。この不景気に。売れてる本なら映画も売れるだろうと、社畜根性丸出しのクソ不良債権映画。まぁどうせ数千万円で作ってるんで不良債券にはならんだろうが、まぁ安かろう、悪かろうが如術過ぎ。こう云うのを見せられると、「早い事、動かにゃ」と思うんだが、焦りばっかで空回り。とにかく冷静に.....。