Fox Atomic Bombed

開設してから1年、一体何の映画を製作・配給したのかサッパリ分からないハリウッドの映画会社Fox Atomicが今週、閉鎖される事になった。察しの通り、同社は大手20世紀フォックスの一部門として昨年1月にオープンしたが、第1弾コメディ映画が製作中止 になる等、出鼻を挫かれた格好となった。全従業員6名は解雇。ネットでは不景気とは関係ないと云ってるが、ゼロではない筈。俺も最初、一社になんでこんな に配給会社が必要なのかと不思議でしょうがなかったんだが、FoxにはSearchlight、Fox 2000等々、Sony Pictures同様、多数ある。これは閉鎖して当然だろうね。今年公開予定だった日系監督Karyn Kusamaの新作コメディJennifer's Bodyは20世紀フォックスのブランドで公開予定.....。

日本政府は2009年度の実質国内総生産（GDP）成長率の見通しを下方修正し、過去最悪のマイナス3.0%前後となる方向で調整してると。まぁ今更驚かないけどね.....。事を企業の求人者数が23.5%減と、就職氷河期というより寒冷期に入ってると云う。帝国データバンクによると2009年度の「企業意識調査」では「採用の予定なし」が45.9%、「増加する」が11.2%と厳しい結果になった。リクルートに拠ると、2010年3月卒業予定の大学生、大学院生を対象とする求人倍率は1.62倍。前年が2.14倍だったので驚異的な減少だ。ちなみに2000年3月は0.99倍だった事を考えるとマシな気はするが、今回は1年だけの氷河期じゃないと俺は見てる。この先、何年も続く事を考えるとマシとは云えないんじゃないか。TOYOTAの2009年度の国内生産が約280万台と、31年振りに300万台を割込む。海外生産は340万台と世界生産台数は約620万台となる。月産12,000台が同社の採算ラインだが、この数字に回復するのは10月以降で、来春も13,000台が一杯一杯だとか。TOYOTAがこのザマだから当然、他社も似た様な物。自動車産業はさっさと統廃合を進めよ.....。