Steven Soderburghの監督最新作The Girlfriend Experienceのポスターが公開。これはなかなか良いね。俺も好き。やっぱ低予算映画のポスターってのはこう云うアートっぽいのが似合ってる。低予算映画はポスターデザインが重要なんだよね。デザインがオフセンターであればあるほど魅力が増すのもインディー映画の凄みなんだよねぇ。今週の全米興収1位は台湾系米人監督Justin Lin(35)の最新作Fast & Furiousの7,200万㌦と云う異常な数字に驚愕。どうでもいい映画なんだが、シリーズ4作目。凄いな。4月のオープニングとしては歴代1位。公開初日の数字でも歴代20位と大金星。しかしJustin Linの監督のギャラって次回から数億円になるのは間違いない。2位はMonsters Vs. Aliensの3350万㌦で累計1億㌦を突破。次週はいよいよ問題作Dragonball: Evolutionが全米公開。既に先月から世界公開しているが、アメリカでの公開が最後と云う異常な興行形態。果たして赤字解消となるか?それともSpeed Racerの二の舞か?戦々恐々って感じ.....。
ここ数年、韓国では女優の自殺が最早ブームと云っていいほど多発している。そのほとんどがネットでの誹謗・中傷なんだが、1ヶ月前に自殺した韓国の人気女優チャン・ジャヨン(写真)の動機はちょっと違うんでここに書く。彼女の場合、誹謗・中傷が原因なのではなく、韓国芸能界の体質がそうさせたのだと現地マスコミは書き立ててるんだな。現地の業界では「スライディング」と云う言葉があり、地位の高い者に腰を屈め、「誠意」を尽くすと云う意味らしい。元芸能事務所の職員は「仕事をゲットする為には手段も選ばない」と述べ、過剰とも思える接待尽くしなんだとか。酒の席でも女優を呼び出し、その後、宿泊先に来させるんだと。要するに日本で云う「枕芸者」で、所属事務所の社長が「誰々はCMでギャラが高騰してるんだから、君も誰々に挨拶した方が良い」と、女優を先方に宛てがうのだと。これで彼女の事務所社長は国際指名手配、東京から帰国し逮捕された。こう云う話は世界の芸能界ならどこでもある話だが、自殺と云う結末があると話が違って来る。彼女はそれが嫌で自ら命を絶った。こう云う風習がある限り、このトレンドは止みそうにないのが哀しい実情なんだな.....。
世界的大手広告代理店の電通が1901年の創業以来、初めての赤字。2009年1〜3月期の連結ベースで408億円もの損失を計上。その内、377億円が同社が出資するフランスの広告会社の評価損らしい。損益は通期で500億円以上にもなると云う。同社は1901年の創業時を除き、赤字になった事はないと云う。大手がこのザマだから、業界全体でも相当の打撃があると思うね。博報堂なんてのも当然、赤字な筈。いよいよ業界再編成が始まった気がするね.....。国内のネットユーザーの数が初めて9,000万人を突破したと総務省。全人口に占める割合は4人に3人。これだけ増加したのに無料無線LANが全くと云っていいほど普及してないのは何でだ?
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