Wednesday, June 03, 2009

"Goodbye, GM" Says Michael Moore


「ざまぁみろ」とドキュメンタリー映画監督のMichael MooreがGMの破綻に付いてHuffington Post紙にコメント。Moore自身の出身地はGMの巨大工場のひしめくMichigan州Flint市。友人や家族もGM関係者が多いらしい。実は今回の破綻劇で一番俺が個人的にコメントを訊きたかったのが他でもないMichael Mooreだった。Mooreは20年前、出世作となったGMのドキュメンタリーRoger & Meを監督。低予算にもかかわらず興収10億円を叩き出し、一躍ドキュメンタリー界の出世頭となった。俺もDVDを持っていて、時々観返す事がある。思えばあの頃から米自動車業界は妙な方向に向かっていた。生産能力とか品質以外に、従業員に対するマナーとかが日本のそれとは大きく違ってた。Mooreの分析によると今回の破綻は当然の事で、寧ろ遅かったと。ビッグスリーの車は「環境問題の大量破壊兵器」にしか見えなかったと云ってる。原因は米自動車業界の「慢心」だったとも。この辺はかなり俺も同感。しかもGMのお陰で、工場周辺の労働者達のライフスタイルがかなり荒んでいったと云う。「覚醒剤」「離婚」「アル中」「浮浪者」「失業」等々、全てがGMは無視して行ったと云う。であるからに、今回の破綻は「喜び」以外のナニモノでもないと断罪。「最高のGM救済策とは破綻させる事」が一番なのだと。デビュー作Roger & Meでは「20年後どうなるか警鐘を鳴らした」と。新大統領は3兆円を「死に体」に使うのではなく、もっと別の事に使うべきだとも。「日本は今年新幹線開業45周年を祝う。平均時速は165マイル、到着誤差は30秒以下。日本人はこれを何百台も持ってるのに、アメリカ人は半世紀経っても1台も所有してない」。更に「GMの廃工場は風車やソーラーパネルに使うべき」とも。「もうデカい車は作るべきじゃない」とも苦言を呈す。「昨夜、最後のタイタニック生存者が息を引き取った。我々もGMと云うタイタニックから生き延びる術はある筈。今やGMの6割は国民のモノ。もっと巧く出来る筈だ」と占め括ってる。今秋10月2日全米公開のMooreの新作は経済をお題にしてる。楽しみな一本でもある.....。

退院後、初の遠出。山の手を乗り継いで、夕方にノースバウンドの駅へ。いつものモスバーガーで夕食を食い、例の店へチェックに行く。やっぱ今回もダメだった。これは一体何が原因なのか全く不明。軽く2週間は経ってるんだけどなぁ。取り敢えずまた来月にでも再挑戦する。その後、年末以来振りに新宿小田急10階の銀座伊東屋で前々から気になってたケシポンを買う。997円と少々値が張るんだが、個人情報に過度に気にする俺とすれば、まぁ保険と思って投資した。同じ階の本屋で映画Milkのベースとなったノンフィクション本を買う。上下巻とあるんだが、上巻だけ買う。面白ければ後日、下巻を買えば良いと。9時過ぎ帰宅すると、郵便受けに先週末会った主婦の脚本家から脚本が届いてた。断るつもりなんだが、果たして読んでおくべきか。明日決める.....。





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