Photo Finish!

今週の全米興収1位はTransformers: Revenge of the Fallenの$4,232万㌦と累計3億㌦目前まで来た。これはもう第3弾の製作は決定的だな。2位は僅差でIce Age: Dawn of the Dinosaursの＄4,169万㌦。3位はJohnny Depp主演Public Enemiesの$2,500万㌦。これはちょっとマズいね。37位には邦画「おくりびと」で、累計$734,000㌦。日本円で1億円にはまだほど遠い。95位には黒沢清のTokyo Sonataの累計25万㌦。98位には松本人志の監督デビュー作「大日本人」の累計3万㌦。300万円か？前週比96%ダウンと云う急降下振り。やっぱ北米市場での邦画の成績って1億円以下が普通なのかね.....。

「TBSは追い込まれている。非常に厳しい」と同局の編成部長のコメント。TBSがマジにヤバい事になってるらしい。最近の視聴率の低迷により今月に入って異例の改編を断行すると云う。4~6月の平均視聴率が酷い事になってるらしく、ゴールデンタイムが9.8%、全日がなんと6.4%とケーブルテレビも顔負けの数字。在京キー局の中でも断トツに低い。これは同局開局以来、初めての事らしい。特に昼間の新番組「ひるおび！」が数％、夕方の報道新番組「THE NEWS」も同じく数％と踏んだり蹴ったり。頼みの綱である「水戸黄門」を再度放送し、なんとか繋げるつもりだと云うんだが、7月と云う中途半端な時期にテコ入れしても、視聴者は戻って来ないだろう。もう末期的と云っても良い。一方、ライバル局の日テレだが、ここも負けず劣らず悲惨らしく、今年の巨人戦の放映回数は史上最低の20数試合で、二進も三進もいかなくなってる。同局は新番組を投じても全く数字が上がらず、来年の巨人戦の試合数を元に戻すと云う。ここ何年も数字が下がりっ放しの巨人戦だが、腐っても巨人。毎回10％前後の数字を獲れると云う事で、再び増やすと云うんだが、もう時既に遅しと云った感じ.....。