Saturday, November 06, 2010

EXT. YOKOHAMA - NIGHT

Hiro Super showing his latest project "Mozzman 3." Photo 2010 © Vermilion Editions
数日前にHiro Superから「映画「脇役物語」の試写&監督挨拶が横浜で開催」とメールあり。偶然にも週明けに有楽町に観に行く予定を立ててたばかりだったので、嬉しいお知らせ。で、4時過ぎに昨夜SEIYUで買った地デジTVの設置が訳が分からなくなったので、放り出して横浜に向かう。途中、渋谷駅乗換時に偶然にも渋谷駅にいたHiro Superから電話があり、東横線乗り場で合流。数十分の乗車で現地に着いた。実は今年、いやこの半年で神奈川県に進入するのは3度目で、最初は4月の川崎大師の「かなまら祭り」見学した時。7月にiPhoneの調子が変になったので、関内の横浜スタジアム隣の修理屋に行った時。そして今回のみなとみらい駅近くでの試写。半年程で3度も来るとは思わなかった。で、肝心の「脇役物語」だが、あの国連高等難民弁務官の緒方貞子氏の長男篤氏の監督デビュー作。この20年で相当数の短篇映画を監督したらしいが、50歳手前で長編映画を監督したわけだ。で、映画の感想を書くが、まず「映画の体を成してない」。映画ではないのである。つまり、深夜枠のチープなドラマにしか見えず、「映画ならでは」感が全くない。この不況時に何故1,800円払ってこれを観なきゃいけないのか、全く理解に苦しむ。とにかく些細な突っ込みどころが満載で、上映時間97分なのに2時間以上に感じさせる困ったコメディ映画。映画のブレも軌道修正出来ず、そのまま最後まで行ってしまう。明らかに脚本に問題ありで、聞くところによると、日本語で書いて、英語に翻訳、外人に意見を聞いて、再度日本語に書き直すと云う、全く意味不明な作業をやり、映画自体が日本市場向けなのか、海外市場向けなのか、全く不明で、結局、どっちの市場も逃してしまったと云う残念な映画。勿論、今晩招待してくれたHiro Superには感謝してる。残念だが、この映画に再度目を触れる事はないと思う。この監督も、他の毎年5,000人が生まれると云われる世界中の新人監督たち同様、2作目が作れる数%の中に入れるかと云うと極めて疑問.....。

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