“あの業界”に志望女性が急増!? 「コンビ二とかのバイトと同じような気分」
AVの世界を舞台に取材活動を続け、映画にもなった著書=「名前のない女たち」でもお馴染み、中村淳彦さんは、年間6000人の女優が誕生する業界の現状を解説した。
「毎日毎日入れ替わって、恐らくそんぐらいの人数が常にいるんじゃないかって言われていまして」と切り出した中村さん。「90年代までは、ちょっと何千万円貰っても出たくないみたいなことを言う人が多かったんですけど、10年の時をかけてどんどん状況が変わってて、今はどこのプロダクションにも普通の女の子が出たいと殺到して。90年代は出たいといえば、誰でも出る場所があったんですけど、今は100人中15人が出れるという状況で、(後の人は)門前払い。コンビ二とかのアルバイトと同じような気分で」と語った。
実際にどんな女性が志望するのかと訊かれるや、中村さんは「驚いたのが、大手銀行の銀行員の女の子が入社1年か2年目で、“私、このままでいいんだろうか”って人生を悩んだときに、私はエッチが好きなんだってことに辿り着いて、本当によかったというのがあった。今までだと親とか社会の反抗が、聞いていたら必ずあったんですけど、その子はポジティブな転職として(新天地に)選んでよかったと」と答える。
さらに、番組レギュラーの河本準一が、「あれホンマなんすか?現役ナースが.....とか?」と質問すると、「100人いて15人が選ばれるとなると、使う側、お金を払う側が選べる。そうすると、学歴が低いより、一流大学の子のほうが選ばれたり。有力資格、多いのが教員免許、看護師。働く場所がある人も」と話した中村さん。
女優の給料については「定価がある程度つけられてまして、2絡み1擬似をしていくらっていう。3つがワンセットで、15万円から20万円、25万円、30万円とランク付けがされてて売り出す。15万の層が6割から7割」と説明しつつ、「さらにそれが、バラ売りがはじまって。2回いらないから、1回で半額にしてくれっていう交渉が、不景気なのでされていて、女の子の手取りが3万円を割るんですっていう時代」と続けた。
また、芸能人が転身するケースについては、「売れる人だと、(女優の)トップより30倍から40倍くらい売れているので、20万本くらい売れている。トップだと100万~200万くらいのギャラなんですけど、単純に売り上げが30倍、40倍あるので、その額にはなる」と説明した。
まあこの手の話は、ここで何度も書いてるが、いつの時代も女優が足りない状況って、あんまりないんだよね。常に募集をかければ、相当数が来る。しかもこのご時世、ギャラも相当激減してる筈なんだけど、全く人気に陰りが見えない職種。むしろ人が足りてないのが、男優とかじゃね?
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