Saturday, November 24, 2012

Sony Credit Rating Cut to “Junk”

ソニーとパナソニックを「投機的」に フィッチが格下げ 

欧米系の格付け会社フィッチ・レーティングスは22日、ソニーとパナソニックの長期発行体格付けを「投機的」とされる水準に下げた。両社とも投機的な水準の格付けは初めて。これまではともに投資適格の中で最下位の「トリプルBマイナス」だった。格付けの見通しはいずれも「ネガティブ(弱含み)」としており、一段の引き下げの可能性がある。

ソニーは3段階の格下げで「ダブルBマイナス」となった。主力製品で技術優位を失ったことと、競争激化、先進国の景気低迷、円高などで収益性の回復が遅れると指摘。音楽と映画の安定性や、半導体など部品の改善を、家電や通信の不振が打ち消すとみている。

パナソニックは2段階の引き下げで「ダブルB」とした。テレビなど中核事業での競争力低下に加え、キャッシュを生み出す力が弱くなっているという。構造改革によって長期的には収益性の回復につながる可能性があるが、立て直し策が未達に終わるリスクもあると指摘している。

ムーディーズ・ジャパンは今月、両社を「Baa3」に格下げ。スタンダード・アンド・プアーズは9月にソニーを、今月にパナソニックを、ともに「トリプルB」に引き下げているが、いずれも投資適格の水準だ。


しかし、楽観的な市場とは対照的に両社の社員の憂いは深い。ソニーの40代前 半の男性社員は次のように不安を述べている。「今後の進むべき道が見つかっていません。このままでは将来的には衰退してしまうことは目に見えています。しかし、これといった対策もせず、経営方針の改善がまったく見られないのは、死活問題であると思います」。当事者のコメントだが、危機迫ってるね。

上はある経済紙の記事だが、ちょっと気になるキーワード「投機的」。これが日本らしい 翻訳。これは英語で云う「Junk」、つまり「ゴミ」を意味する。「投機的」と云うと、全くピンと来ない。海外メディアはソニー、パナソニックの株は「ゴミ」「クズ」扱いなのだ。だらだら書いてもしょうがないが、関係者はそろそろ転職を考えた方が良さげだね.....。

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