Saturday, January 31, 2015

INT. KOKUBUNJI STATION - DAY

国分寺に15年ぶりに向かう。理由はフォトジャーナリストH氏に会う為。この人が四半世紀前に書いた本を年明けに読み、どうしても知りたい情報が記載されていて、早速、出版社にコンタクトを取り、筆者に取り次いで貰った。これが2週間前。で、今日の午後1時に国分寺駅周辺に住んでるH氏宅に向かった。

俺はてっきり駅中の茶店で喋るのかと思ってたが、本人に電話したら「違うよ、俺ん家に来るんだよ、でないと資料が見せられないじゃんか」と来たので、iPhoneを耳に当てながら、小走りにH氏宅へ向かった。

氏は70代で、原発作業員の取材を半世紀近くやって来た。「原発の事をやってる奴らは他にもいるけど、作業員に特化してるのは俺だけ」と自信満々。氏の撮って来た写真を何点か見せてもらう。

取材先にH氏を選んだのは、原発と黒人作業員の話。これが出来るのはこの人だけ。70年代後期に、偶然、敦賀原発で黒人の作業員と遭遇。敦賀の広報担当者に妨害されながらも、駅前に張り込み、黒人作業員を取材したという。

実は俺の書いてる脚本にもこれに触れる事になってる。今まで誰も触れてないからだ。H氏とはいろんな話で盛り上がった。「福島原発事故以降、公開された映画のクソっぷりは眼に余るものがある」と云うと、「その通りだ」と。俺自身、何で急いで作って公開するのか不思議でしょうがなかった。劇映画だけじゃない。ドキュメンタリーなどは完全に売名行為と言われても仕方ない様な下らないモノばかりだった。出来のいいのは全て在日アメリカ人達の作ったもので、日本人の作品は一本残らずクソだった。

H氏は「これで何十年も続けていけれるかが問題。俺なんか40年以上、この原発を撮り続けてる」と、事故から4年経って、日本国民が忘れ様としてる事に苛立っていた。

2時間だけのトークだったが、取り敢えず、夏前にもう一度、訪ねようと思う。

帰りの茶店で、女優の佐藤江梨子が妊娠、結婚という記事に呆然。彼女もトップ候補の一人として念頭に置いてたからね。でも楠城華子の時と比べれば、「大した事ないかな」と。主演候補はN.F.とR.K.とN.M.の3人。笑っちゃうけど、独身じゃないとこの役は出来んのじゃないかと、勝手に思ってる。にかくボヤボヤしてると、選択肢がドンドン狭まっていく。俺のせいなんだけどね.....。

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