Down and Dirty Pictures

Coen Brothersの『Intolerable Cruelty』を観る。特にファンというわけではないが、何が彼らの評判を良くしているのか知りたく、毎回観ているのだが、未だよく分らない。先頃公開 された『Ladykillers』も観た。これは面白かった。彼らの作品がヒットしているわけでもなく、どこかの国際映画祭で常連の受賞荒らしでもなく、 マスコミ以外の何が一体彼らの作品を持ち上げているのか？全く不明。彼らも一種の”過剰評価系インディーズ監督”なのだろうか？特にオスカー候補にもなっ た『Fargo』。何これ？って感じの凡作。もしコーエンファンが日本にもいたら、是非教えて欲しい。彼らの何が凄いの？ところでアメリ カで現在ヒットしているのが『Shrek 2』。公開10日で200億円近くに到達。最終的には『Finding Nemo』をも超える事は間違いなさそう。既に『3』『4』も製作される。どうでもいいけど... ちなみに『The Day After Tomorrow』の興収はまあまあらしい。俺は観ないけどね。北米市場に関していうと『Troy』『Van Helsing』はコケたね。ちょっと今年の夏は『Shrek 2』が独走するかもね。Sundance Film Festivalをご存知だろうか？名優ロバート・レッドフォードが主催する米インディーズ系映画祭で既に20年を超える低予算映画の登竜門だ。最近ダー ティな噂が取り巻くこの老舗映画祭を克明に描いたノンフィクションがアメリカで発刊された。タイトルは『Down and Dirty Pictures』。早速読むと面白い。これに関しては500㌻を超える大作なので又後ほど。