Godzilla Takes Tokyo...Again?

『ゴジラ』がまた今年もやって来てしまう。懲りもせず。しかも今回が最終回。80年代にも同じような事を言ってた。で、今回が正真正銘の最終回。東宝の重 役曰く、「今回が50年目の節目。集大成として製作費も倍用意しました」と。で、ゴジラの仲間と言うか宿敵も多数勢揃い。いかにも邦画らしい。アメリカのサイトによると製作費は900万㌦（約10億円）、東宝発表では20億となっており倍の開きがある。以前、『ゴジラ』を監督したK.O.のギャラが脚本含めて500万円と聞いた事がある。これが事実だとするとアメリカの噂サイトの方が信用性が高い。ハリウッド映画では、実製作費をマスコミに公表する事はま ず有り得ない。アメリカでは、100億円かかっても、「60億しかかかってないよ」という。観客が「100億円かけてこんなもんかよ！」と言われない為 だ。しかし日本は逆で、1億しかかかってないのに、「10億かかった」と言い張る。観客に「安物映画」と言われない為だ。ちなみに過去数十本製作された 「ゴジラ」シリーズ。一番人の入ったゴジラ映画がどれかお分かりだろうか？答えはアメリカ版Godzillaの30億円なのである。本家東宝ゴジラよ りも入ったと言う皮肉な結果だ。更に一番客の入った”侍映画”は？『乱』？『影武者』？『七人の侍』？答えはハリウッド製作の『ザ・ラストサムライ』。日本人は映画を観るだけにしといた方がいいかもね。まじ。