脚本を書ける人が羨ましいね。俺には才能がない。ライター業をやってるけど、100㌻なんてわけない。1週間、10日あれば全然大丈夫。しかし脚本のよう なクリエーティブものになると...尊敬する『Showgirls』『氷の微笑』『Flashdance』の脚本家Joe Eszterhasが巧い事言ってる。「映画ライター、ジャーナリストはみんな最初は脚本家を目指していた。だが才能が無いんでああいう仕事をやってるん だ」と。言い得て妙。脚本には2種ある。”オリジナル脚本”と”脚色”だ。俺はどっちかと言うと、脚色したい方。既にある小説を脚本化、つまり映画撮影向 けに脚色するわけだ。そっちのほうが自分の些細な才能を開花出来るのではと考えてる。只、残念なのは現在格闘してるのはオリジナル脚本。全くゼロのものを 1から作り上げる作業をしている。これは辛い。取材は絶対欠かせない。どんな脚本か?それは言えない。非常に危ない脚本だから。日本の脚本家じゃ無理だ ね。こういう展開は。邦画がダサいのは脚本家のせい。ヒット作は全て原作頼り。オリジナル脚本を書ける奴がいなくなってる。にもかかわらずだ、「邦画復 活」を唱えるバカ映画雑誌の多い事。特に”Invitation”とか言う雑誌。全く根拠のない邦画讃歌。観た事も訊いた事も無い邦画の映画人をずらーっ と並べて、「凄いでしょ?カッコいいでしょ?日本の映画人!最高!」。悪質だね。まだあんのかね?あの糞雑誌。Premiereもダサいな。編集長のバカ 外人Gregory Starr。ガイジンだったらもっと切れ味生かしてバッシングしろって言いたい。昔はそうだったんじゃないの?とこ ろで最後に自腹で観た邦画って何?俺は1997年にLos Angelesで観た『Shall We Dance ?』。邦画のクセに良く出来てる。ただ俺に言わせりゃ『がんばれベアーズ!』のパクリだけどな。あんなもん。脚本執筆ソフトってあるのよ。邦画の縦書き脚 本じゃなくて、アメリカの横書き脚本執筆ソフト。俺が使ってるのはFinal Draft Ver.7。値段は確か$170位だった。悪かないけど、まあ使える。取り敢えず今日も書いたけど1シーン分1㌻だけ。これでトータル22㌻。苦闘は続く ね。マジに。しかし何で邦画の脚本って縦書きなの?スペースもったいないじゃんか。それはいいとして、何で製本するの?印刷屋が儲かるだけじゃん。改稿の 度に製本するわけ?日本の映画会社ってバカ?ある邦画人に訊いたけど、「昔からそうですから」。こういう糞みたいな理由の無いバカシステムを徹底的に駆逐 しないと邦画は良くならない。っていうか終わってるけどな既に。関係ないけど、アメリカのシネコンが10年前に日本に進出した時、日本の興行主は何て言っ た?「黒船」だの「侵略」だの大騒ぎ。で今見てみろ。みんなシネコンじゃねえか。死ねよヤクザ興行主ども!
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