映画音楽を久々に聴いた。いろいろと。で、やっぱ坂本龍一は凄いなと。俺も坂本の作品は小五の時から聴いてる。最初は何のLPだっけ?『千のナイフ』? だったと思う。で、YMO。ハマったね。耳触りがいい。”耳障り”じゃなくて。鼓膜を刺激するね。これを他に言うと、「坂本龍一?ダメよ。終わってる」と か言うのもいる。悪いけど、俺には坂本龍一の曲は最高で最適なのよ、どこで聴いても。坂本龍一ほど、Versatile(多才、多彩)なComposer は世界で他に誰がいる?いたら教えて欲しいね。この人って、Heavy MetalとCountry以外は全部やってるんじゃないの?本当に多才。俺、ラップなんか聴かないけど、新作『Chazm』に韓国人のラップが収録され てたんで聴いたら、ハマったもんね。俺は近いうちに坂本龍一のミュージックビデオを監督したいと思ってる。20年くらい前かな、”When I Close My Eyes, I Can Hear The Music”って歌詞があった。誰の歌か忘れたけど、坂本龍一の曲は殆ど全てがそう。生理的に合う。て言うか、想像力を掻立てられるモノが非常に多い。聴 いただけで、画が頭に浮かぶ。他の作曲家じゃこうはならんのよ。残念ながら。敢えて言うなら、他には『Blade Runner』『Antarctica』『1492:Conquest of the Paradise』、最近は日韓World Cupのテーマを作曲したギリシャ人のVangelisくらいだね。Jerry Goldsmith、John Williamsも最近、曲が疲れてる。彼らは80年代が最高だったね。第一、最近自分で作曲してんの、こいつら?坂本語録の中に「映画音楽は年を取って からでも出来るけど、ライブとかはそうはいかない。動けるうちにライブとかドンドンやっていきたい」と。この人の中に”映画音楽”というのは優先順位が低 いみたいね。実は先月、YMO時代の作詞をしたPeter Barakan氏と渋谷で昼食をした。当時の話をいろいろ聞き、嬉しくなったね。本人は作詞とか全く興味ないらしい。他にいなかったんで引き受けた。で、 あれ以降作詞の仕事は一切してないようだ。Barakan氏も今年で来日30年。一緒に仕事を出来たら嬉しいんだけどね。げっ!連絡しなきゃ。やべえ、脚本書くの忘れた。参ったな。
渋谷のベテラン・イラストレーター三田さんからメール。月末にSan Diegoで開催予定のComic Conに『StarWars』関連のブースを出すらしい。しかもLucasfilmの好意で彼らの隣に。取り敢えず来週会う事に。
昨日、Marlon Brandoの借金苦に関して書いたが、そのBrandoがLos Angelesで死去。享年80歳。借金20億はチャラ? 昨夜、久々に日本人とチャットした。相手はLos Angeles在住の鉾山亘。現地で映画音楽をやってる。聞くと、現在大ヒット中の『Spider-Man』の予告編用の音楽をやったらしい。これがなか なかいいのよ。あちこちで、鉾山節が聴こえて来る。昔ながらのHollywood指向で、大作風のメロディがセールスポイント。何でブレークしないかね、 この男?
http://www.apple.com/trailers/sony_pictures/spider- man_2/international/
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