Friday, February 17, 2006

120 + Tourists in Torino


何だ今回のオリンピックは?今のところメダルなし。昨日の時点で中国は6個、韓国は3個。日本は出場選手数120以上を送り込んでる。数だけは金メダル。IOC Japanは恥ずかしくねぇのかね。
とにかく出るヤツ出るヤツ、全部玉砕。ヒデェのはスノーボード。全員予選落ち。スケートも4位が最高。日本のTVは「入選です!」とか訳の分からん事を云ってる。オリンピックにいつから「入選」なんか出来たんだよ。全くもってしょうがないね。発展途上国以下。スポーツ好きは世界最大だけど、上手いヤツは誰もいないね。ゴルフとかテニスと同じ。自慢出来るのは競技人口だけ。日本って国は。コイツらは一体何をしにイタリア迄行ったんだ?もうこうなったら、単なるスポーツ好きの日本人ツアー団体観光客としか云えないよな、120人の日本人選手は。中国の選手は凄い。演技中転けても銀メダル。普通はリタイヤしちゃうんだけど、ガッツで演技をやり切る。審査員も途中棄権で、採点を下げちゃうんだけど、この中国人を見て驚愕。銀メダルを上げちゃった。しかし日本のTV局もここ迄オリンピックを持ち上げなきゃいけないのは、莫大な放映権料をIOCに払ってるから。地元のイタリア人なんか、今回のオリンピックに関しては「全く興味ねぇよ」って云ってるのも多いし。次回からもう放映しなくていいよって感じ。

Steven Soderberghの新作HD映画Bubbleが公開されたばかりだが、製作費160万㌦は初日3日で回収。劇場公開、DVD、ペイTV等、同時一斉公開。さすがにここ迄コストが安いとリターンも早い。既に似た様なビジネスモデルで製作にかかってる映画会社も数社ある。これがトレンドになる日も近いかも。Soderbergh監督は既に次回作The Good Germanを撮影終了。そして更には現在Benicio Del Toroの主演作Cheまで撮影に入っていると云う精力振り。とにかく企画だけでも常時20作はあると云うから驚き。しかも低予算HD映画に関しては、向こう数年で後5本製作すると云う。正に精力的な活動振り。恐れ入った。しかしこのオッサンが云ってた東京でHD映画を撮るって云うのは何時なんだ?

SONYが4ヶ月前に発売したWalkman Beanが販売中止に。理由はiPodに勝てなかったと云う事。DELLのMP3プレイヤーも先日、販売を停止したが早くも2社目の犠牲者が出た。これからも続々出現する事は間違いなさそう.....。新OSX10.4.5が出る。何処がどう変わったのか今回も不明。先日のAppleのMacBook Proの2.0GHzアップデートは本物だった。ここのサイトは時々、誤植が多いので「またかよ!」って思ってしまったが、今度のは正真正銘本当らしい。しかも$300出せば2.16GHzにまでバンプアップしてくれると云うおまけ付き。これはいいぞ!俺の狙ってる2.66GHzも12ヶ月以内に発売か?と云うのも現実味を帯びて来そうな勢い.....。都内で自主映画製作をしてる女の子の監督に「おたくの撮影監督紹介してよ」ってEメールする。そしたら御丁寧に連絡先を教えてくれた。そのカメラマンとは土曜に会う。とにかくカメラマンの数が足りないんだよなぁ.....。このブログのカウンタがようやく2,500を越える。4ヶ月近くでこの数字.....。Waterlooから貰った伊丹十三DVDコレクションの『お葬式』『マルサの女』を観る。『お葬式』は思ったより悪くなかった。単調だが、ツボを押さえてるのか、中弛みはそんなに無い。ただ俺がプロデューサーだったら後20分は切るね。本作の配給はATGがやってると知って驚愕。やっぱATGって凄いわ。俺の好きな邦画って殆どここだもの。それと編集・撮影に問題あり。『マルサの女』は公開当時、劇場で観た筈。10年以上振りに観たが、「こんなシーンあったっけ?」と思わせる箇所も少なくなかった。とにかく邦画にしてはリサーチの行き届いた綿密さに感心。しかし宮本信子は本当に演技が下手だね。前者同様、後20分切ればもっと面白さ、ペースも早くなっていいかも。編集と録音が酷かった。数カ所、全く音が合ってなかった箇所や、間抜けな編集カットがあったのには参った。学生でもあんな切り方しねぇよ.....。

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