Wednesday, April 16, 2008

Digital Cinema Since Yesterday


昨日、Las VegasのNABで出たRed Digital社のEpicの値段が約30,000㌦くらいじゃないかと云う話が出た。未だ価格が発表されてないんだが、性能として35mmフィルムキャメラと同質らしい。これは凄過ぎるわな。日本円で300万円って事だが、その値段で35mmと同じって素晴らしい!同等のキャメラが日本で出てたら恐らく値段も5倍じゃ済まない可能性大。それと同時に発表されたScarletだが、これも3K画質で3,000㌦、約30万円と云う価格破壊機とも云える値段。既にRed Oneは数十台が米軍に納入、イラクで活躍してると云う。そろそろSONYやPanasonicをソワソワさせる存在になりつつある様だ。この新機種の発表で世界中のRed Oneユーザーが騒いでいるみたいで、社長のJim Jennardのスレッドでは「まぁ落ち着け。Epicが出荷されたら、Red OneもEpic同様、フルセンサー機能にアップグレードする」と、これまた思わせぶりなコメントを公式サイトに掲載してる。とにかく続報を待て!と.....。先週、サンフランシスコの聖火リレーの際、同市市議会議員のChris DailyとCNNが在米中国人コミュニティから総スカンを食らってるらしく、議員の罷免要求と同社の広告出稿停止要求を出してるらしい。事の発端は同議員が伝聞として「街頭で旗を振ってる中国人は中国政府が集めたサクラ」と発言。これに油を注ぐかの如くCNNは「50年間変わらないマヌケと暴徒達」と今回のリレーを酷評。とある中国人は「アンチCNN.com」と云う反CNNサイトを立ち上げ、CNNの報道偏重を厳しく非難。中国政府の特例を受けた俳優のJackie ChanはCNNのインタビューで「中国だけの問題じゃない。この問題は一夜で解決出来るレベルのものじゃない」と発言。しかしこいつも同じ穴の狢だな.....。Michael Mooreの新作ドキュメンタリーSickoをやっとDVDで観た。映画は完全に他国との比較になっていて、これまでのMichael Moore作品にしては珍しい部類に入る。勿論、Bowling For Columbineも他国との比較を用いていたが、今回はカナダとフランス、そしてキューバの医療制度について徹底比較している。一番笑ったのが、金がなくて治療の出来ないアメリカ人をボートに乗せ、敵国キューバに行って治療させると云うもの。これは爆笑。実際問題、この撮影の後、アメリカ政府は激怒。Mooreはその映像をカナダに隠したと云うから尋常ではない。意外なのはキューバの医療システムが素晴らしいのに驚愕。施設だけじゃなくて医者の質が米よりも上なのにも驚いた。悪い映画ではないが、パンチが軽過ぎたね。過去の作品と比べると。明らかに製薬業界や医療施設に気を使ってるんだな。叩きっぷりがこれまでと比較してヌル過ぎ。アメリカの医療制度は破綻してると云うが、大病院で金を払えなくなった患者を叩き出す様は悲惨過ぎるが、日本の破綻っぷりも負けちゃいない。実際、大阪とかでも起こってる事だから。マジに俺は日本で犬死にしたくないと日に日に思う様になってる.....。



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