Saturday, November 15, 2008

Indiana Jones 5


ついにDVDで観たわけよ。Indiana Jones and the Kingdom of the Chrystal Skullを。いや〜何て云っていいか分からんね。俺がもし10代だったら違った反応を示すと思うんだけど、幸か不幸か俺はもう10代じゃない。第1弾のRaiders of the Lost Arkが出たのが1981年。これは劇場で観れなくて、VHSで観たんだが、もうビックリ。こんな面白い映画があるのかと。テープが擦り切れるくらい何度も観たし、別売のメイキングビデオも字幕なしで何度も観た。で、その3年後にTemple of Doomが出た。これは劇場で3度観れた。もうノックアウト。明らかに1弾を超えてる。監督のSteven Spielberg本人は「悪乗りし過ぎた」と反省してるらしいが、いやいや俺にとってはこれが最高傑作となった。そして1989年のThe Last Crusade。これでもうガックリ。チープなテレビショーを観てるようだった。俺の中では「このシリーズは完全に終わった」と。そして19年後、長年に渡る噂が関係者を動かし、第4弾を本当に作ってしまった。第2弾にあって第4弾にないモノ。やっぱ緻密さかな。2弾では当然、CGIなんてなかったが、何故かあっちの方が驚愕しっ放しだった。第4弾では前作同様、「身内」が出て来る。これに俺は拒絶反応してしまった。「またかよ」と。それと「はぁ?」と思ったのは、ロシア軍が何故か軍服を着たままアメリカのネバダに大挙押し寄せてるって無茶苦茶な設定に唖然。いくら荒唐無稽映画って云ったって、それは有り得ないでしょうよ。しかも核実験でインディが冷蔵庫に隠れ、遠方に吹き飛ばされる。これもちょっと違うでしょうよって、苦笑。舞台が今回、南米なんだが、確かに巨大な謎がこれほどある地域も他にない。で、最後が宇宙人&UFO。しかもデザインがILMだからほぼ同じ風貌の宇宙人。ムッと来たのはDVDの特典映像。明らかに米版からの移植を手抜きしてる。特典の本数が足りない。それはいいとしても、今回のは大ヒット。興収的にはシリーズ最高の数字だった。早くも第5弾の噂が出てる。う〜ん。ちょっと複雑.....。

Vシネ女優が付合ってた男を殺害したと云うニュースがあった。で、今、控訴審中らしいんだが、よく聞けば痴話ケンカとか、男の暴力とかじゃなくて、「SMプレー中の事故」の可能性が高いと専門家が供述したらしい。何だよそれは?背中を果物ナイフで突き刺すSMプレーってあんのか?どう云う異常性行為なんだよって。思わず失笑しちまったぜ。公判では、男とこの女優との間で、蹴る殴るで性的興奮を覚えたらしく、それだけでは我慢出来ない男が「ナイフで刺してくれ」と云ったらしい。それがアザとなり死亡。女優は「意図的に刺した記憶が無く、もしかしたら別人に拠る他殺かも知れない」と迄云ってるらしい。で、この女優なんだが、木村衣里(32)と云う聞いた事もない女優なんだが、写真を見る限り酷い顔じゃない。残念なのはVシネ女優顔。Vシネと云うドメインから脱出出来ないって感じの顔。Vシネって云えば昨年の今頃、中野区で売れないVシネ男優が、プロデューサーを刺したってニュースを聞いた覚えがある。男優がマジな顔して「使って下さい、お願いします!」って懇願したら、プロデューサーが軽くあしらったらしく、それに激怒した男優が刺したってんだから怖いよな.....。

この間、NHKで「アニメ対ハリウッド」と云う様なタイトルのNHK特集をやってた。日本のアニメ製作会社のGonzoとか云う会社がハリウッドに乗り込 み、企画を売込んで行く様を取材した番組だった。そのプロデューサーもやる気満々、「最早、市場は世界だ!」
と云わんばかりの意気込み。「添加は我が手中 に!」ってな感じだな。俺はそれを見て「いつ迄続くやら」と感じざるをえなかった。日本のアニメと云うのは半世紀前からアニメ製作スタッフの犠牲の上に成 り立って来た産業だ。家に帰してもらえない、賃金は格安、保険も保証もなにもない状況下で、若いアーティストの意気込みだけで成り立ってる、脆弱な産業で ある事は昔っから何も変わってない。しかもこの件に関して議論さえ許されないでいる。クールジャパンが聞いて呆れる。この会社だが、今日の記事で「製作ラ インのリストラ」と出ていた。理由は連結赤字が3億強が最終的に倍近くに膨張する事が決定的となったからだ。製作予定企画の中止、人員削減、不採算部門の 売却等を検討してると云う。大手であるこの会社がこのザマである事を考えると、この会社と取引のある中小、零細企業は年内に閉鎖って事もかなり有り得るっ て事だ.....


Bricked Mac - Time-Lapse from RP Cuenco on Vimeo.

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