Wednesday, December 24, 2008

Anti-Semitism Floods Internet


元NASDAQ会長のBernard Madoff氏による史上最大規模の巨額詐欺事件で、本人がユダヤ人である事から、ネット上で反ユダヤ主義が急増していると云う。米ユダヤ系人権保護団体は「今がチャンスと反ユダヤ的な発言をするユーザーが増えている。今なら心置きなく差別的な発言が出来るからだ」と述べた。嘗てここまでユダヤを非難した事はインターネットの歴史上ない筈。連日、連夜ボロクソ云われてる。同氏はユダヤ系アメリカ人で、米国社会でも強力な影響力を持ち、有力な人物の一人でもある。ユダヤの慈善団体を含めた投資家や、映画監督Steven Spielberg氏や日本の野村証券等から総額約5兆円を搾取したと云う容疑にかけられている。米国では数十もの有力ユダヤ系組織、団体、基金が緊急総会を開き、威名で被害に遭った団体を助けると云う事で合意。こう云う発想は日本にないし、他の国でも聞かない。ユダヤならではと云った感じだよな。世界ユダヤ人会議のBrofman一家のメンバーは「これは非ユダヤ的な発想。たった一人の為に数百年続いたユダヤの非営利主義的貢献精神が壊滅してはならない」と力説。クリスマスを前に、マンハッタンの投資顧問会社の社長室でフランス人ファンドマネージャーが手首を切って自殺。投資家から集めた1,000億円以上をMadoffに預けてたらしい。この巨額詐欺事件は1970年代にまで遡る可能性もあり、このオッサンの処遇は注目に値するね.....。

バカ首相の麻生が2011年から消費税を引き上げるとかぬかしてる。まず目の前の事をやれってンだ。でもまぁコイツの前途もカウントダウンに入ってるし、誰も何も聴いてないだろうね。「勝手にやってろ」って感じよ。11月の単月で販売台数21%減のTOYOTAや工場閉鎖の相次ぐCanon等、日本の大手製造業16社は史上空前の大規模リストラを敢行する一方、株主対策や財務基盤強化を重視した経営を続けている事が共同通信の調べで分かった。つまり隠し財産、ヘソクリ、埋蔵金とか云われる内部保留資金だ。その額、総額で33兆円超。これは「本当に数千人規模のリストラをやる必要があるのか?」と云う議論に火が付きかねない事実だ。来春までに派遣切りが終了すると云われ、以降は正社員にもリストラの魔の手が伸びるとも云われてる。16社で33兆円って事は1社あたり2兆円とかか?とにかく政府に金がない昨今、各企業がこう云うイヤラシい事をやってていいのかと。でも「献金しろ」とか云うと、企業は日本から脱出してしまうんだろうね。難しいところだが、この隠し金もいずれ底をつくんじゃないかと思わんでもないが、こう云う話もある。昨日のニュースで、来春までに千人以上の派遣を解雇する予定のTOYOTAが記者会見で、解雇対象者に対して「送別会と各人数十万円の慰労金を出す」と発表。俺は感心したね。さすが.....。

今年一番話題になったのは、「崖の上のポニョ」かもしれんが、「靖国/YASUKUNI」も負けず劣らず話題になった。で、それをDVDで今朝方観たんだが、右翼が騒ぐ程のもんじゃないって事を再認識した。中国人が監督したって事を考慮しても、非常にリベラルな趣向になってる。てか、こんな事があったのか?こんなところがあったのか?と感心してしまったね。右翼でさえ知らん事が結構あるはず。高知の日本刀職人を縦軸に、靖国に集まる人間模様を横軸に、何年にも渡って撮影してる。しかし8月15日と云うのはこの神社では特別な事の様で、いろんな団体、グループの高齢者が当時の戦闘服を着て大コスプレ大会。とにかく日本人はコスプレが好きってのがこれでよく分かった。それと職人だが、この爺さんもやっぱ典型的な日本の高齢者で、直球型の質問をすると笑ってはぐらかすわけよ。数年前に死んだ俺の爺さんも昔そうだった。とにかく核心を突いた質問には笑って誤摩化す。戦争の思い出ってのは日本人なら誰でも苦いモンで、楽しくはない。話が逸れるが、「高校時代に虐められて」、或は「オヤジに強姦されて」とかの理由で、その時の記憶だけがトンじゃってる人がいる。キチンと学術的名称のある精神病なんだが、失念したけど、それに似てるモンがあるんじゃないかと。例えば、讀賣新聞のトップ正力松太郎が警視庁キャリアだった時代、関東大震災直後に都内の在日朝鮮人が「井戸に毒を入れた」と云う根も葉もない噂を真に受け、朝鮮人を片っ端から逮捕、殺害。戦後日本に「プロ野球」「民放テレビ」「原発」をもたらした男だ。しかし死に際には自宅庭に朝鮮半島から輸入した小石を一心不乱に磨いていたと云うのを読んだ事がある。修羅場を体験すると後生、トラウマに見舞われるって事か?しかし日本人高齢者の奇異な表情、行動は未だもって理解し難い。映画の話に戻ると、一回観たらそれで充分。何度も観る程のモンじゃない。技術的にもかなり粗が見えるが、それでも製作費1,000万円以上かかってる事、国内でドキュメンタリーがこれだけ話題、興収的にも潤ったって事を考えると、製作者の理想の形ではあるわな.....。

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