日本では出版社だけでなく、書店もここ10年、厳しい出版不況の荒波を被っているが、新座者と云えるアマゾンだけは全くその余波を受けていないらしい。そのアマ ゾンが最近、エロ関係の出版物を取り締まる傾向にあると云う。特に「食糞」「獣姦」等のコミック商品が狙い撃ちされたらしい。同社は先月、成人向け漫画を 登録から除外した。ある出版社は「うちの商品のいくつかが削除対象になっていて、特に獣姦モノが全てなくなっていた」と語る。獣姦とは文字通り、女が犬や 動物とセックスすると云う「特殊エロジャンル」なわけだが、タコやイカ等の軟体動物に陰部を触られて夢想すると云うのはアマゾンの検閲から逃れていると云 う。同社は出版社に「鬼畜系」「ドラッグ」「残虐」「食糞」等のキーワードを含むモノを削除すると通達。これからも更に規制に強化をかけると云う。出版側 は「何でわざわざ「食糞」と限定してる所が意味不明で、どうして「スカトロ」でなく「食糞」なのかが納得いかない」と困惑してると云う.....。出版科学研究所は2008年の推定販売金額を発表。雑誌は前年比4.5%減の1兆1299億円と11年連続で減少、落ち込み幅も過去最大となった。雑誌、書籍を合わせた数字では3.2%減の2兆177億円と、4年連続の減少。不思議なのは、まだ大手出版社の破綻、倒産ってのを聞かないんだが、これって業界全体で塞き止めてるって事?なんか後が恐いね.....。
「ファイナルファンタジー」等、数多くの作品を送り出した天野喜孝と云う有名イラストレーターがいる。最近、絵本を出版したらしく、NHK教育テレビでも放映されてるらしい。実はこの人とは何度も面識があり、息子も知ってる。十数年前にアメリカで知合ったのだが、現地で仕事の拠点を拡大する為にちょっとだけお手伝いした記憶があるんだな。Beverly Hillsの高級店で一気に4,000㌦分の買いもんをして、店員に「失礼ですが、何のご職業の方でしょうか?」って訊かれた時には笑っちまったね。とにかく自社ビルを持ってるイラストレーターって世界にそうはいない筈。晩飯に寿司屋に行って、お任せコースを頼んだんだが、4人で日本円で20万円近く払った記憶がある。当の本人は全く意に介せず、「当然でしょ」みたいな顔。で、全く金持ちぶらない。てか、「金に興味なし」って感じの人だった。取り巻きも一緒に来てたんだけど、「先生」呼ばわり。本人も参ってたね。Disney Studiosに行って、そこの重役達とも会談した。当時、DisneyはTarzanだったかと製作中だった。「凄く好きなキャラなんだよね」と天野氏は懐かしがってた。で、二人で休憩しながら色んな事を話したな。内容は全く覚えてないけど。結局、この後、天野氏はNew Yorkに拠点を構え、現地のインディー映画に出演したりと、いろいろやってたみたいね。10年前に角川書店のだかの授賞式で久々にと云うか、偶然、再会した。本人も覚えてくれてたみたいで、俺もいろいろ話したかったんだけど忙しくて退席してしまった。どうしてるんだろうね。なかなかダンディで寡黙なアーティスト肌な人だった.....。昨春の映像。フジは浅田が嫌いなのか?
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