Jim Rogers Says U.K. ‘Finished’

「英国売り」が止まらん。通貨のポンドが史上最安値を記録する等、投資市場としての英国の基盤が揺るぎまくってる。「云いたくないが、英国は終わってる。もう投資しないし、持ってるポンドは全て売却した」とは、有名投資家のJim Rogers。英国ポンドは2007年夏に1ポンド＝250円の最高記録を叩き出したが、昨日は119円で最安値と2年足らずで急降下。英政府は年明けに40兆円の救済案を発表したが、全く功を奏する様子なし。完全にバブル崩壊の様相を見せている。昨年、’アイスランドが国ごと破綻したが、今年は既に英国の隣国、アイルランド破綻か？の噂も飛び交ってる。ちょっと怖い事になりそう.....。為替の変動で利鞘を稼ぐFXだが、この業界にも再編の波が押し寄せてるらしい。昨年7月に参入したトレーダーズFX社が半年後に廃業した他、事業譲渡や休業が続出。急増する取引量に耐え切れず、システム障害を起こす例も続出した。業界からは「手数料無料等の無茶苦茶なサービスで自分の首を絞めた結果」と手厳しい。この破綻劇は今年も続出すると云われている。しかし一方で、個人ディーラーの関心はこれまで以上に上昇し、1㌦が100円を切った10月から口座が急増。2005年には約300社あった業者は約120社まで減少。不景気になればなるほど、この業界に参入する者は増加すると思われる.....。

Sonyが一時期、意識していた米家電大手GEが第四四半期の業績が前年比44％減と云う記事。これも非常に厳しいね。先月から解雇、解雇のニュースで持ち切りだが、これにより年金と国保の破綻に加速が付き始めた。昨秋の時点で年金に加入してる日本人は6割を切っており、12月に突然起こった空前の解雇ブームで、国保に加入しても支払い出来ない労働者が急増しており、社保庁は「キチンと払ってる人の分が減る事はない」と云っているが、加入者が急増してるのに、保険料が入って来てないのだから年金原資は明らかに「枯渇、そして破綻」の系図は容易に描ける。中央大学の山田教授は「本来、年金とは定期的に収入の或る人の為の制度だったが、学生や派遣等、収入の不安定な人まで対象を広げてしまうも、一律徴収のまま。既に制度自体が破綻している」だってさ.....。