Saturday, February 14, 2009

"Sugar Boxx" Completed After 3 Years


映画監督のCody Jarrettから数年振りかにメールが届く。2005年後半から製作していた低予算女囚映画Sugar Boxxがついに完成したとの知らせだった。開始直前に脚本を読ませてもらったが、これがなかなか面白い。これを本人は10万㌦で完成させると云ってたんだが、ここまで時間がかかったって事は、恐らく編集中に製作費が底を着いたんだろう。しかもこの映画は16mmで撮影されており、俺は当時、この企画のプロデューサーをかって出たんだが、撮影方法に関して「HDで充分だろう」と云ったが、聞き入れずにそのままフィルム撮影を断行したわけよ。問題点はもう一個、完成後、どこの映画祭に出せるのか?で思い悩んだ?いわゆる、カンヌ、ベルリン、ベニス、サンダンスの様なプレミアム映画祭がこの種の映画を上映するとは思えない。と云う事はどこでお披露目すればいいんだ?と、プロデューサーっぽく考えてみたんだが、「こりゃ完成しても、仕事が増えるだけだな」と思い、更に結局資金を集めたのは監督本人なので、俺はこの企画から離脱した。未だ完成品を観てないんだが、ビデオかフィルムと云うのはどうでもいいが、出来は一体どうなのか?楽しみ半分、怖さ半分って感じでもある.....。

家電業界で値下げが全く止まらない。昨年末の家電商戦は玉砕に終わった同業界だが、年明け2ヶ月経っても液晶テレビやデジカメの値段が下落傾向にあり、国内の液晶テレビの平均価格が10万円を初めて切った。一部の声では「来月もこの傾向は続く」と見られている。年末からの在庫を処分する為に、新製品を入れられないジレンマ。そして年明けいきなり平均13%の下落。昨年末、アメリカでは40㌅画面が9万円を割り、この価格崩壊が日本にも完全に及んでる。不可解なのは価格が下がってるのに、総務省の調べでは地デジ所有世帯は半分にも及んでないと云う。最近、テレビ画面の右上に「アナログ」表示をやってるが、ある意味これは総務省のハラスメント以外のナニモノでもない。「後、2年半もある」と云うのが俺の感想。2年後には二束三文になる事は確実。これによりパイオニアはついに大型テレビ事業から撤退を表明。カーナビに専念すると云うが、車の売れないこの時代に、そしてAppleがこの事業に乗り出すと云う噂もあるのに、「何で?」と不思議に思ったのは俺だけではない筈。これで液晶テレビはPanasonicと SHARPの二大巨頭となった。ジャパネットでは最近、デジカメだけでは商売にならないのか、中途半端なプリンタまで付けて売捌いてる。「これでたったの27,000円!」と安さを強調するが、デジカメ本体にしか興味ないバイヤーは迷惑。そろそろ家電業界の統廃合が時間の問題ではないかと.....。

イタリアの高級車フェラーリが昨年、過去最高の売上を記録したと云う。1台数千万円と云う事を考えると6%増の6,587台、経常利益は27%増の390億円と云うから驚き。しかし一般車を売ってる自動車メーカーは数十万台レベルなんだが、この会社は月間数百台って事か?まぁ値段が値段だけにこれは仕方ない。ちなみに日本市場では433台、中国では2割増の212台と目覚ましい伸び。同社社長は「2009年はメーカーにとって厳しい年になるが、フェラーリは投資を続ける」と、非常に強気。不景気なのにスポーツカービジネスは好調なんだとか.....。

SUGAR BOXX ADVANCE NEW THEATRICAL TRAILER!

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