Monday, March 02, 2009

Japan Heads for Deflation


1990年代の日本のバブル経済の崩壊を予見した英経済誌Economistの元編集長Bill Emmott氏が産經新聞とのインタビューで「日本は既にデフレに戻っている。内需が弱く、円が強い為、後1~2年はデフレが続く事を覚悟すべきだ」と分析。「大胆な財政出動を行わなければ、日本経済は更に縮小していく」と、デフレスパイラルに陥る危険性を指摘。「日本では昨年、食料と石油を中心にインフレが短期間起きたが、消費需要が小さく、インフレ圧力も極めて小さかった。昨秋の金融危機で原油市場が崩壊、内需は更に弱まり設備投資も落ち込み、デフレは不可避となった。10年間もデフレに慣れてしまった日本と比較し、インフレ期待の残る欧米ではデフレになるのには時間がかかる。日本の次はアメリカがデフレに突入する可能性がある」と指摘。「中国の景気回復は今年後半にも表れるだろう」とも分析。しかしだな、日本は「失われた10年」から何も学んでいないって事か?さっさと解散総選挙した方が得策だと思うんだが、あのボンクラ総理を見てると歯痒いね.....。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭が閉幕。コンペ部門では入江悠監督の「SR サイタマノラッパー」が選ばれた。応募総数は302本で、入場者数は1万人を越えた。来年は20回目の開催となる。果たして今回の大会予算4,000万円は来年も拠出出来るのか?その辺が凄く興味ある。今週の全米興収1位はTyler Perryの主演・監督作Madea Goes to Jailの1,650万㌦で累計6,500万㌦。オスカー作品Slumdog Millionaireは5位から3位に再浮上。8位初登場はStreet Fighter: The Legend of Chun-Liの460万㌦。これは玉砕。Harrison Ford主演作Crossing Overは9館のみの公開。しかしこの役者でこの公開規模じゃどうしようもねぇな。数字も芳しくない。来週はWatchmenが公開.....。

20年後の日本に付いての記事が産經新聞に掲載。2005年を境に人口減少が始まり、これからも減り続け、2030年には約1200万人減少の1億1522万人になると云う。少子高齢化も加速し、現在5人に1人が65歳以上だが、これが3人に1人になるらしい。「人口減少と云う事は雇用のチャンスが増えるか?」との問いには「雇用が増えても、1人あたりが養う人間の数が増えれば経済は好転しない」と専門家。さらに「現在の年金制度や医療制度を維持しようと思えば、ますます現役世代の負担が増える」とも。75歳以上の後期高齢者の数は現在の2倍になるらしい。平成生まれの女性の4人に1人は40代になっても独身のままらしく、少子化に加速がつき、人口ピラミッドは限りなく逆三角形になると云う。ちなみに日本人の平均年齢は45歳。モナコの46歳に続いて世界2位。怖いねぇ。日本の終わりが完璧に始まってる.....。


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