Wednesday, May 13, 2009

Sony Chairman: I Hate Apple


日経のウェブにSony会長のHoward Stringerのロング・インタビューを掲載している。「技術がオープンでない限り、消費者は興味を示さないだろう。特に最近の若い消費者はそう云う傾向にある。いい例がアメリカのネットプロバイダーのAOLだ。10年前のネットの爆発的なブームの時、AOLは一部のユーザーにしか特別なコンテンツにアクセスさせなかった。これがAOLユーザーの怒りを買った。AOLは有料ユーザーを特別視した為、そうでないユーザーの反撃(他社への乗換)を食らってしまった。Sonyも技術を解放する事には積極的ではなかった。CONNECT事業(音楽配信)も失敗した。もし最初っから技術の解放を基本としていれば、Appleを倒せた筈だ。嘗てのSonyの様に技術を抱え込めば、市場を独占出来た。が、それは既に過去の事だ。ネットの世界は数百万もの選択肢があるからだ。AppleのiTunesが市場を席巻する前にSonyも先手を打たなければならない」と、まぁ反省しきりのSony会長のStringer氏だが、正直、気づくのが遅かったね。このオンライン業界、ネット業界ってのは先手必勝、しかも先乗りしても、アマゾンは別にして、そう何年も続かない。ましてや音楽配信なんてのはSonyは過去何度も失敗している。しかも日本のiTunesに自社アーティストの楽曲を未だに載せてないのはSony Musicだけじゃないか。もうこう云うところがSonyが抜けてるところ。俺が最後にSony製品を買ったのは4年前に10万円で買った一眼レフデジカメ。ほとんど使ってないけどね。家はいまだにアナログテレビだけど、地デジテレビを買う時はSonyじゃないと思う.....。

この間、NHK BS2の番組で「マンガノゲンバ」と云う漫画家を呼んで話を訊くと云うトークショウがあるんだが、今日この番組にあの江口寿史が出ていた。江口と云えば俺も昔よく読んでた漫画家の藤子不二雄と並んで、大好きな漫画家の一人で、小学校5年の時から知ってる漫画家。特に「すすめ!パイレーツ」には笑わせてもらった。連載してた少年ジャンプは毎週月だか火に発売してたが、俺の田舎では何故か前の週の土曜日に駅の売店で売ってた。碓か当時120円だったと思う。勿論、一番先に読むのは江口の「すすめ!パイレーツ」。しかし本人が動いてる映像を観るのは初めて。江口本人はテレビ慣れしてるって云うか、全く緊張感が本人に見られないと云うのにちょっと驚愕。以前からテレビには何度も出 てないと、ああは喋れない筈。噂にも聞いていたが、本人は全く〆切りと云う観念がなく、この番組にも収録開始直後にスタジオ入りすると云う大物っぷり。司会が驚いてた。番組では「江口は何故、原稿を落とすのか」で終始。言い訳が長い事、この上ない。まぁ長年のファンとしてはそれもまた楽しめた。既に50代の江口寿史。週刊誌の連載を始めると云う。物凄く期待してしまうが、また途中で中断とかになるんだろうな.....。

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