ハリウッド大手のメディア帝国TimeWarnerが親会社AOLを離脱させると云う。10年前にAOLがTWを傘下に収めたのだが、全然相乗効果が全く見られず、株価は下がる一方。AOLの会長Steve Caseも失敗をかなり前から認めてるんだが、ついに両社は離婚に判を押す事になったわけだ。で、TWにとって悲惨な話はそれだけじゃない。ここ10年、Warner Bros.作品に出資して来た豪州のメディア企業Village Roadshowが危機らしく、昨年1年の作品4本分のコストをTWが背負い込まなくてはならなくなった。両社は1999年にThe Matrixシリーズで大当たりをし、以降もI Am Legend、Ocean's Elevenシリーズ等々、大ヒット作を連発したが、Eddie Murphy主演の100億円映画The Adventures of Pluto Nashが数億円しか稼げなかったり、Harrison FordのFirewallの惨敗等、失敗作も少なくなかったが、総じて云うと、これまでのハリウッド外部アウトプット契約で、ここまで長く出資を続けた非ハリウッド企業も珍しい。実は他のスタジオでもこう云った外部投資をやってる会社があるんだが、そう云った企業が不良債券化したと云うニュースは未だ入ってない.....。
社保庁によると国民年金の納付率が昨年4月から今年1月までの10ヶ月で61.1%だった事を公表。史上最悪だった2002年度の62.8%を下回る最悪の結果になった。政府は80%を目標に掲げていたが、この不況で飯代を抜いて年金を払おうなんてバカはいない。国民年金の納付率は1992年の85.7%をピークに凋落傾向にあり、このところの不景気と年金不振で浮上する気配を一向に見せないでいる。特に20代の滞納者は5割以上と最悪。これは当然で、これからも増加する事は充分有り得る。それと年金は個人と会社が折半で毎月払っているが、最近、会社が赤字補填に社員の年金を宛てがう悪質なケースが蔓延しており、不景気を考えるとこれも増加の傾向にある。社保庁は滞納者に対して、財産の差し押さえも健闘しているが、これが納付率アップへの起爆剤になるとは考えられない。国民の財産に手をつける様になったら日本のいよいよ終わりだろうな.....。
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