Friday, June 05, 2009

Bill Killed


Kill Billで復活した米俳優David Carradineが撮影先のバンコクのホテルで3日、首を吊って死んでいるのが見つかったらしい。享年72歳。不可解なのは、地元警察の発表によると、「自殺」「他殺」ではなく、「自慰行為」による「事故」だと云う。真偽はどうでもいいんだが、普通、俳優が自害する時って、仕事がなくなったとかで行き詰まる場合がほとんどだが、Carradineの場合、IMDBを見る限り、死ぬ直前まで何本も掛け持ちでやってた。俺はKill Bill公開当時、Los Angelesのホテルで映画の懇親会だかに呼ばれ、この爺さんを含む何人かの出演者と会った。ただ
余りこの爺さんには良い印象はない。あれから数年後。現地では恐らく低予算映画か何かだったと思うんだけど、製作側に云わせりゃ、飛んでなくいい迷惑。するなら撮影終了後にしろよって。笑い事じゃない。多分、製作側は各人、保険をかけてると思うんだが、例え今回の自殺で、スケジュールが遅れて保険でカバー出来ても損害がゼロである筈がない。故人はいろいろ思う事もあったんだろうけど、プロなら許されないよマジに。他人事だけど、こう云う事がどの現場にも起こり得る話。現場での事故は仕方ないが、自殺となったらもう話は別.....。もう一人は香港映画の重鎮俳優Shih Kienが96歳で逝去。一番有名なのはBruce Leeの敵役として出たEnter the DragonAustin PowersのDr. Evilもこの爺さんの影響をモロ受けてる。他にもJackie ChanやChow Yun Fatの映画にも多数出演。近年は一線から遠ざかってたに違いない.....。

映画「ルーキーズ」が興収80億円超えとの声も高いTBSだが、本業の放送での視聴率が散々なことになってるらしく、ゴールデン放送の関口宏のドキュメンタリー番組が3%を下回るダメっぷり。3日はまたもや午後4時の「水戸黄門」の再放送が7.7%と終日トップと云う情けなさ。何でスポンサーはアメリカでTOYOTAがやったみたいに、局側の目標視聴率を下回ったら出稿料をディスカウント出来る様にしないのか不思議。まぁそれやったら局だけじゃなく電通、博報堂も共倒れだけどな.....。

出生率が3年連続で上昇したって厚生労働省が喜んでるらしい。2008年は0.33ポイント上昇の1.37だったらしい。デッドファクトとして、「日本の人口減少は尚も加速してる」と云う事実を知らなければならない。更には20歳〜34歳の出産が相変わらず減っており、35歳以上の駆込み出産が後押ししたと云う情けない結果に。一方、死亡者数も114万人と戦後最大。死亡数から出生数を引いた差が51,371人のマイナスと云うから甲子園球場1杯分。現在の人口を維持するだけで出生率は最低でも2.07ないといけないんだとか。まぁ誰の所為でもないけど、日本の終わりは確実に進行してる.....。

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