昨日の続き。輝度を表す数値ft(foot-lamberts)の適正数は16で、これはSociety of Motion Picture and Television Engineers(全米映画テレビ技術者協会)が認定してる、フィル上映以外での上映(ビデオ、動画ファイル、3D)での適正数値だ。2Dフィルムを上映機に装填すると、輝度は14 FLになる。そしてこれが左目、右目用に左右の2ヶ所から正面のスクリーンに照らし出す3D映画になる。上映機種もメーカーによって違いがある。Texas Instruments社のモノは左右、高速で連続投影される。SONYの様な他社製品では、一斉に同時投影となる。両社の製品とも、2つのイメージが組み合わさる、焦点となる箇所に箇所にガラスを貼っている。しかしどちらの製品を使おうとも、昨日このブログで書いた
様に、光源が一気に減って、通常の2D映画と比較して、圧倒的に画面が暗いのは否めない。14 ftのイメージは即、7 ftに半減されてしまうのだ。これは画面だけの問題だけではなく、Dolby社の様な音響関連会社にも影響が出て来ると云う。「“Avatar”は通常、4.5 ftで上映した。他の3D映画は2~3 flだった」と、ある撮影監督は云う。「もし最初っから3Dで撮影されいなければ、“Clash of the Titans”の様に無茶苦茶な映像になっていただろう」と云う。「これは3D上映システムに対する巨額な”光税”だよ」と、Laser Light Engines社の社長Doug Darrowは云う。「"Avatar"を始め、ほぼ全ての3D映画が大ヒットした為、技術が追いついてない感じがする」とも云う。「光量の問題が解決出来ない為、3Dの素晴らしさが伝わってない」と。14 flで3D上映は現実的でないとしても、2Dを14 flで、3Dは少なくとも10fl以上で上映出来る様にしてもらいたいが、3Dのスクリーンサイズだと、2D映画の光量の3分の1にまで下がってしまう。14 flが人間の目に丁度いい光量である。半分でも普通に見えるが、3分の1になるとかなり難しい。3以下になると何が映ってるのか分からないほどだ。「現在の3D上映は完璧ではない。多くの人がそれを問題にしてる」と、とあるスタジオの重役は云ってる。「ではどうすればいいか?デカい電球を差し込めばいいって問題じゃない。今度は熱量の問題が発生する」とも.....。
「吉野家、7月は10%減 17カ月連続前年割れ、真夏の安値決戦も惨敗」吉野家が9日発表した7月の既存店売上高は前年同月比10.8%減となり、17カ月連続で前年を割り込んだ。減少幅は6月の15.1%減から縮小したが、 8カ月連続の2けた減だった。7月は28日から牛丼並盛を380円から270円に値引きするキャンペーンを実施したが、すき家と松屋が同時期に250円に 値引きし大幅な集客アップにはつながらなった。これに対し、すき家は30%増、松屋も5.3%増とプラスを確保。牛丼3社による“真夏の安値決戦”の序盤戦も、吉野家は苦戦を強いられた。客数は6.4%減で、キャンペーン効果で6月の16.1%からは回復したが、17カ月連続のマイナス。値引きで客単価が4.8%減となり、前月の1.2%増から2カ月ぶりに再びマイナスに転落した。これに対し、吉野家より1日早い27日から牛丼並盛を280円を250円に値引きするキャンペーンを開始したすき家の売上高は6カ月連続のプラスで、伸び率は昨年1月以降で最大を記録。松屋は29日から320円を250円に下げるキャンペーンを実施し、4カ月連続のプラスを確保した。7月下旬の3社による値引き合戦は、各メデイアで大きく報じられ、注目を集めたが、業界最安値の看板を掲げることができない吉野家は、プラスへの浮上を 果たせなかった。吉野家は、8月3日までキャンペーンを実施したが、その後の反動減が懸念され、8月もプラスは難しそう。吉野家では、キャンペーンによる集客効果や採算ラインなどを精査し、今後の価格戦略などに生かす考え。ただ、割高な米国産牛肉を使用していることによる価格差を埋めるのは容易ではなく、苦戦が続くのは避けられない.....。
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