全従業員へこの場を借りて、皆様に会社の現在の状況を説明したいと思います。先日、弊社の債権者の皆様による返済期日の延長を了承して頂き、関係者皆様のサポートに感謝すると共に、再建への道をより一層感じると云う旨のアナウンスを発表しました。現在進めているリストラ策を通し、社の行末に関するメディアの報道は到底、容認出来るものではありません。皆さんの集中力、絶え間ない努力、貢献度にはマネージメントの我々もひしと感じております。この再建へ向けての厳しい道のりを、一日も早く終わらせたいと誰もが感じてる筈です。しかし再建策はまだ道半ばで、現時点での社の方向性は流動的且つ、確立されていないのが実情です。今現在、通達出来る事は、映画製作会社Spyglass Entertainment社のGary Barber、Roger Birnbaumの両プロデューサーに、MGMの会長職と社長職を委任する段階に入った処です。社としては現在この方法が建設的且つ最良だと考え、これからの数週間、両氏と共に合意点を見出す協議をする事になります。数週後にはこの二人の顔を職場で見かける事になるでしょう。もし、あるいは何か新しい進展があれば、従業員の皆さん全員にお知らせします。この手紙は社外禁止とさせて下さい。
スティーブ、メアリー、ベディ
MGM
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