Wednesday, November 03, 2010

Brother, Can You Spare A Dime

A man gets on his knees next to a car carrying U.S. President Barack Obama as he pulls away from Valois restaurant in Chicago, October 31, 2010.
オバマ米政権への事実上の信任投票となる米中間選挙は 3日未明(日本時間同日午後)、全米で開票が進んだ。長引く景気低迷を背景に野党・共和党が上下両院で躍進した。下院では同党が4年ぶりに過半数を奪回。 現有議席から約60議席を上積みするとの報道もあり、大勝となる見通し。一方、上院は与党・民主党が過半数を死守した。上下両院で多数派政党が異なる「ねじれ議会」は2001年以来で、戦後5回目。オバマ政権は議会対策で難しいかじ取りを迫られそうだ。日本時間3日午後3時半現在、下院(定数435)では共和党が233議席を獲得。過半数(218議席)を制したうえ、現有議席から55議席を積み増した。米CNNテレビは最終的に60議席以上を上乗せすると予測している。下院議長への就任が有力視される共和党のベイナー下院院内総務は米首都ワシントンの集会で事実上の勝利宣言をした。一方、上院(定数100)では共和党が大幅に議席を増やしているが、民主党が11議席を固めて辛くも多数派を確保。最大の焦点だったネバダ 州上院選で民主党重鎮のリード上院院内総務が勝利を確実にした。共和党は23議席を獲得。非改選議席と合わせて民主党は51議席、共和党は46議席とな り、残るアラスカ、コロラド、ワシントンの3州で接戦を繰り広げる。中間選挙は4年に1度の大統領選の真ん中の年に実施する国政・地方選挙。上院(任期6年)では全100議席の3分の1が改選対象で補選を含めた計37議席を争った。下院(任期2年)は全435議席を改選。同時にカリフォルニア州など37州で州知事選を実施した。

やっぱ大方の予想通りオバマ政権の求心力の低下を物語る結果に。しか俺の感想としては、意外に健闘してんじゃないの?って感じなんだよね。圧倒的な共和党勝利って感じでもない。90年代のクリントン政権もこう云う事があったが、2年後の大統領選で見事2期目の当選を果たしたわけよ。民主党支持者の俺としては、「想定内」の結果。ブッシュにもこう云う事ってあった様な気がするけどな。とにかく今回はかなりの若年層と黒人層の支持者がオバマ支持を離脱した.....。

嬉しい事にロサンゼルスの友人達がSkype経由でおめでとうを云ってくれた。まぁこの年でおめでとうもクソもないんだけどさ。考える事も多々あるね。偶然見つけた映画「二十歳の原点」。原作が40年前に出版され、大ベストセラーになった。1969年1月2日(大学2年)から同年6月22日(大学3年)までの、立命館大学での学生生活を中心に書かれている。理想の自己像と現実の自分の姿とのギャップ、青年期特有の悩みや、生と死の間で揺れ動く心、鋭い感性によって書かれた自作の詩などが綴られている。学生運動が盛んだった1960年代末期を代表する作品で、現在でも取り上げられることが多いと云う。高野の自殺後、遺品の整理のため彼女の下宿先を訪れた遺族が、十数冊の大学ノートに書かれた日記を発見。日記は父親の手によりまとめられ、同人誌『那須文学』に掲載。後に新潮社より発売されベストセラーになった。映画はこれが監督デビューとなった故・大森健次郎によって製作された。 中国・青島出身。東大経済学部卒、東宝入社。黒澤明の助監督を長年勤めた。今日と云う日を迎えてたら77歳。監督作はたった3本。キャリアのほとんどは助監督だった。読んだ事もないし観た事もないけど、なんか惹き付けられるね....。

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