Sunday, October 21, 2012

A Part of My Childhood Is Gone

Nゲージ、「箱庭シリーズ」で有名な河合商会が倒産

(株)河合商会(TDB企業コード:982613711、資本金1000万円、足立区保木間3-36-7、代表河合明氏、従業員10名)は、10月15日 までに事後処理を高田正雄弁護士(中央区日本橋人形町1-6-2、電話03-6681-6868)に一任した。今後、自己破産を申請する意向。

当社は、1972年(昭和47年)6月創業、73年(昭和48年)9月に法人改組された玩具卸業者。ホビー関連の卸・輸出入を手がけ、扱い品はプラモデ ル、Nゲージ等の鉄道模型、ジオラマ、ミニカーなど多岐にわたっていた。プラスチック模型では、情景モデルパーツに民家や駅舎を配した風景模型の「箱庭シ リーズ」や芝居小屋、屋台などの「風物詩シリーズ」が有名。鉄道模型(Nゲージ)は鉄道ファンの間で「カワイの鉄道模型シリーズ」として一定の知名度を有 し、国内販売のほか、最近では中国を中心に輸出関連の売り上げが伸張、2003年8月期は年売上高約9億円をあげていた。

鉄道模型を中心に堅調な業況が続いていたが、リーマン・ショック後の世界的な景気悪化でアジア向けの販売が減少したうえ、得意先の倒産による販路喪失などもあり、2009年8月期の年売上高は約2億4000万円に急減していた。以降は、2011年3月の東日本大震災による消費自粛ムードの高まり、円高による輸出採算の悪化などから、2011年8月期の年売上高も約2億5000万円と低迷。その後も業況回復の見込みが立たず、ここにきて事業継続を断念した。

負債は推定1億円前後とみられるが、現在、調査中。(帝国データバンク)

経済面では、個人的にこれが今年ナンバーワンの記事だね。もうガックリ。俺にとっては「Nゲージ」「箱庭」よりも、断然に「風物詩シリーズ」だよね。小学校の時に最初に買ったのが「石焼き芋屋」だったと思う。それだけじゃ満足出来ず、金が入ると、片っ端から買いまくってた。勿論、親はいい顔しない。狭い家が箱庭だらけになっちまうわけだから。何年か前に、近所の西友の玩具屋に寄り、これを覗いてみたんだが、やっぱいまだに売ってるわけよ。買うつもりはなかったけど、嬉しかったね。値段が1個700円とかだった。70年代はこの半分くらいだった様な気がする。「プラモデルが最近のガキどもに全く人気がない」ってのは90年代から聞いてたが、まあ時代だよな。マジに仕方ない。廃業前に、何個かネットで発注するかな.....。

1 comment:

Seiji said...

おもちゃ屋でいつでも買えると思っていたのに胸が痛い。子供の頃はよく作りました。涙が出そうなニュースだけどシェアしてくれてありがとう。