Saturday, November 10, 2012

Closed-Door Policy

プロ野球、鎖国政策の限界

今年のドラフトの目玉だった岩手・花巻東の大谷翔平(日本ハムが指名)に「メジャー(米球界)へ直行したい」といわれて、日本球界が慌てている。

お互いの畑には手を出さないという新人獲得をめぐる紳士協定がメジャーとの間にあるが、どこまで実効性があるのかわからない。直接海外に行くという選手への“けん制”として日本側が考えたのが、直接向こうに行った選手は帰ってきても、すぐには日本球界では採用しません、という決め事だった。

田沢純一投手がレッドソックスに入ったときに導入されたので「田沢ルール」と呼ばれている。

これはよくない。選手を引き留めるなら、大リーグとの間でルールを作るのが筋。対症療法では抑えられない。何より、理想に燃える年ごろの「大きな世界で勝負したい」という心は誰にも縛れない。

選手として一丁前になれる確率を考えると、私は日本球界入りを勧める。日本の方が教え方が丁寧だし、マイナーリーグの何百、何千の選手の中でサバイバルするには相当の運が要る。ダルビッシュ有のように日本で活躍してから行く方が間違いない。

しかし、それはそれ。私は日本と海外の選手交流がもっと盛んになればいいと思っている。

大谷のような選手が出てきたら、それだったらこの球団の方がいいよ、といって背中を押してあげたらいい。国際社会で通用する人間をつくるなら、それくらいのことをしなくては駄目だ。

何を寝ぼけたことを、といわれるだろうが、野球界のみならず、時代の流れはそっちの方に向かっている。田沢ルールのような鎖国的な発想では若い人に「日本のプロ野球というのは怖そうな団体だなあ」と思われるだけだ。

広島がドミニカ共和国に設けた選手発掘のためのアカデミーから、また1人有望な投手が出てきそうだという。

ドミニカはどちらかといえばメジャーの畑だから、広島の進出にいい顔はしなかったらしいが、日本の球団もやってできないことはない。守るばかりでなく、世界にうって出ることも考えてみたらどうか。(豊田泰光)

日曜朝のTBSの番組で毎週「喝!」と怒鳴ってる在日韓国人の元プロがいるが、まあこれには同意せんだろうね。司会者が「若者の夢が....」と云うと、二言目に「日本のプロ野球が」「日本のプロ野球が」と連呼する。一体、日本のプロ野球が、この少年に何をしてくれたの?米韓なら6年でFAなのに、日本は9年。これでメジャー行きを失した日本人選手の多い事。特に読賣の選手はポスティングでのメジャー挑戦は御法度。上原を見れば分かるが、日本で散々酷使され、メジャー契約30歳の時にはプライムタイムをとうに過ぎていた。日本の選手会はもう一回、ストライキをやるべきじゃね?

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