Friday, November 02, 2012

How Sharp, Sony and Panasonic Got Screwed

ソニーなど家電3社、時価総額5年半で14兆円失う 市場の視線、厳しさ増す 
2005年、韓国で1冊の本が話題をさらった。15年夏、サムスン電子がソニーを買収する――大胆な仮説を立て、成長するサムスンの長期戦略を占った。
仮説の意外感はその後薄れ続けた。05年末に11兆円だったサムスンの株式時価総額は14兆円に迫り、5兆円近かったソニーは1兆円を割った。
パナソニック、シャープを加えた3社の時価総額は2兆円強。07年前半の約16兆円から5年半で14兆円を失った。円高・ウォン安の逆風もあるが、日本勢の地盤沈下は構造的だ。
市場はもう一つ警告を発している。「このままなら電機は日本経済のけん引役でなくなる」と。
東証の業種別の時価総額比率を見ると、首位の「電気機器」は12%と年初の14%から低下してきた。10%を占める自動車など「輸送機器」との逆転が視野に入る。 
1日、パナソニック株が100円(19%)安となるなど家電3社株が軒並み安になった。それでも日経平均株価は上昇している。03年にソニーの業績悪化が相場全体の急落を招いた「ソニー・ショック」も今は昔だ。 
処方箋も市場に潜む。「外部の声を聞けば、事業の売却や合弁など変革すべきことがもっとあるはず」。米ブラックストーン・グループで企業への財務助言を統括するジョン・スタディンスキ氏はいう。長引く業績不振で「改革が足らないのでは」との疑念は強い。 
同時に、新たな成長源も欠かせない。時価総額で世界一を誇る米アップルも、10年前は米ハイテク業界の35位で低迷していた。復活したのは、イノベーションを起こす経営陣の意志が「iPod」以降のヒット製品を生み続けたからだ。
 「15年度まで売り上げは追わない」。31日の津賀一宏・パナソニック社長の一言が、3年間も成長の源が見つからない意味だとすれば危うい。1日の株価急落で失った時価総額は2400億円超。マネーは一段と厳しくなろうとしている。(編集委員 梶原誠)

まず、この3社の存在意義って、何なの?上の記事には「呪縛」の文字しか俺の頭の中には浮かんで来ない、悲しい社蓄の現実を垣間見たね。社蓄に「発想の転換」って文字は浮かんで来ないんだろうね。パナの株主もアホよ。何の因果で破綻寸前の会社の株を保持せにゃならんのか。「我々は負け組」発言で株価が暴落。さっさとシャープと統廃合。これしか生きる道はないよ。マジに。

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