Saturday, November 17, 2012

The 5 Smartest Financing Tips

このクソ不景気にどうやって自分の映画を出資先を見つけるか?

「どの映画企画にも夢の予算表が付帯している」と、ある弁護士A。「映画の予算は毎年、下降している」とは、フォックスの某重役。更に「映画製作において、予算額はモロに質に投影される。自分の企画をどれくらい低く見積もれるかは、自分しか知らない。質を落とさない様に予算をギリギリまで切り詰める方法を見出さないといけない」とも。以下は、あるハリウッドの映画投資・出資セミナーでパネリストによって発言された、重要な一言をまとめた。

もちろん!出資者は、このクソ不景気でも、インディーズ(低予算)企画への出資に興味を持っている。

ある大手エージェントのインディー映画代理人が云うには、「企業、団体よりも個人レベルの投資家が増えている」と。 スティーブン・ソダーバーグの「チェ」のプロデューサーは「投資家に出会ったら、情熱とかそう云うのを語るのは抜きにして、数字の話をすべき。彼等の知りたいのは、作り手の情熱ではなく、いつ投資して、いつ投資額が戻って来るのかと云う事だけ」。お前のくだらない、情熱話なんか誰も聞きたくネエよって話だ。

うまい話に気をつけろ。

「ウチの国で撮影したら、税金免除しまっせ」とか「政府発行のリベートもあります」等、各国、様々な特典をちらつかせ、自国内での海外作品撮影を奨励してるが、気をつけなければならないのが、最近、不況で改正してるって話もある。

ジャンルに気をつけろ。

一連の過去のホラー映画をパロディ化した映画企画を持っているヤツがいた。製作会社に気に入られたが、「普通のホラー映画」としてなら協力すると云われた。映画は完成し、サンダンス等の有名映画祭で賞を獲ったが、「ホラー」と「コメディ」のミックズジャンルの映画をどう売るべきか理解している配給会社は1社もなかったと云う。パネリスト曰く「コメディとアメリカンスポーツ映画は、まず海外に売れない」と警告している。どの国の市場が、配給先が、何のジャンルを欲しているのか?どんなジャンルが毛嫌いされてるのか?事前に調査する必要がある。 

撮影日数は、長ければ長いほどいい。

「もし、もっと予算があったらどうする?」の問いに、多くの映画監督たちは「撮影日数を延長する」と云う。ある自主映画監督は、自費で作ったデビュー作では、36日を要したといい、「もっと日数があれば、いろんな事を役者にトライさせられたのに」と悔しがる。一方、21日で撮影したある映画のプロデューサーは、「理想的な日数ではないが、当てのない追加予算を待って、俳優たちのモティベーションを下げるよりはマシだった」とも云っている。
低予算の味方クラウド・ファンディング

30日で11万㌦(約1000万円)もの金額をゲットしたある映画監督は、キックスターター等で、キャンペーンを張り、個人投資家に向けたプロモビデオを製作。「この監督なら信用出来る!」と思わせ、目標金額を達成させた。もちろん、製作費1億円以上となると、この成功例は余り参考にはならないが.....。

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