Sunday, December 02, 2012

The Olympus Scandal the Movie?

日本企業叩き、次は映画で? オリンパス事件を映画化 

世界的に大きな注目を集めた光学・電子機器メーカー、オリンパスによる巨額損失隠し事件の映画化計画が英国で進んでいる。昨年、内部で問題を指摘して社長 を解任され、事件発覚のきっかけを作った英国人のマイケル・ウッドフォード氏(52)が、ロイター通信に明かした。ウッドフォード氏は他の複数の米メディ アとのインタビューにも応じ、「事件後も日本企業は何一つ変わっていない」などと語り、再び日本企業への攻撃を繰り広げている。

「オリンパスの事件は驚くべきストーリーで、ウッドフォード氏は魅力的な人物だ」英国の映画・テレビ番組制作会社「インク・ファクトリー」の担当者はロイター通信にこう語り、映画化への強い意欲を示した。

ウッドフォード氏も「他の制作会社からもオファーがあり、未契約だが、恐らく彼らに任せると思う。彼らのやり方が気に入っているんだ」と述べ、契約が間近であることを明かした。

さらに自らの役を演じる俳優として、「英国王のスピーチ」(2010年)などに出演した英国人のコリン・ファース氏(52)の名を挙げ、「彼はふさふさの髪の頭部を(私のように)薄くする必要があるんじゃないのかな」と冗談っぽく話したが、映画化にやる気満々の様子だった。

計画を進めているインク・ファクトリーは、MI6(英情報局秘密情報部)所属の元諜報員で、著名なスパイ小説作家であるジョン・ル・カレ氏(81)の息子たちが2010年に設立。ロンドンと米ロサンゼルスに拠点を持っている。

ウッドフォード氏は今年4月に、事件についてつづった「解任」(早川書房)を出版しており、この本が映画の題材となる可能性がある。

さらに映画化の宣伝が目的なのか、ここ数日、CNNやウォールストリート・ジャーナル、ニュース専門局CNBCといった米メディアに立て続けに登場している。

CNBC(電子版)によると、ウッドフォード氏は日本企業について「素晴らしい技術を持っているが、経営に関してはお粗末。官僚的でビジネスの基 本を理解していない。働く女性の地位も低い」と、批判を展開。「東証1部上場企業1600社のうち、1000社以上が社外取締役を1人も置いていないのは なぜだ? 彼らは何を恐れ、おびえているのだ?」と、企業統治のあり方に疑問を呈し、「企業文化を大胆に変革しなければ日本は惨めな未来を迎えることにな る」と警告している。

オリンパスの損失隠し事件は、一企業の犯罪にとどまらず、欧米で日本企業全体の隠蔽体質が批判の的となり、株式市場の信用が揺らぐ事態にまで発展した。

海外の映画界では、巨額の粉飾決算で2001年に経営破綻した米エネルギー大手エンロンや劣悪な労働環境が問題視された米流通大手ウォルマートなどを題材としたドキュメンタリー映画が製作されたことがあるが、日本企業の不祥事が描かれた前例はない。

欧米の視点で日本企業を糾弾する映画になれば、バッシングが再燃しかねない。関係者は気が気ではないだろう。(以上)

これは観たいね。日本の商習慣が如何に狂ってるか、しかもこの期に及んで全く改善されてない古い日本のシキタリを固辞してる理由は何なのか?しかも日本は世界に冠たるインサイダー天国。これで「世界2位の経済大国」と言い続けた理由はどこにあるのか、俺は個人的に知りたい。映画化は大いに興味あるし、是非観たい。思いっきり日本の社蓄どもを吊るし上げて欲しいね。でもこれは劇映画よりも、ドキュメンタリーの方が全然いいと思うよな。映画だとフィクションが混じって、真実味がかき消される。それと映画化されても、少なくともソニーピクチャーズでの配給は有り得んだろうな。先月、オリンパスはソニーと提携しちまったから.....。

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