新潟コシヒカリ、9%値下げ 販売不振でテコ入れ 13年産出荷価格
全国農業協同組合連合会新潟県本部(全農新 潟)は2013年産の新潟産コシヒカリ(一般品)の卸向け出荷価格を引き下げる。60㌔1万6300円と12年産より9.4%安い。値下げは3年ぶり。 出荷価格を2年連続で引き上げた結果、需要が落ち込んでいたが、値下げでテコ入れする。国産米の有力産地が値下げに踏み切ったことで、他の産地も追随する可能性もある。
全農新潟は10日、新潟市内での卸との会合で、13年産米の相対取引価格(出荷価格)を伝えた。コシヒカリ一般品は「小売価格で5㌔2000円を切る水準を意識した」(米穀部)。店頭価格が5㌔1980円となった場合、12年産の中心価格より1~2割安くなる。
高級銘柄の魚沼産コシヒカリは前年比8.7%安の2万1000円に値下げ。全農新潟は「消費者に受け入れられる価格を設定した」と話す。
震災後に収穫した11年、12年産は供給は十分だったが、集荷団体や卸などがコメを確保できるか不安を強め出荷価格は2年連続で上昇。だが、12年産は高値による販売不振で在庫が拡大した。
全農新潟は出荷価格の決定を前に、生産者からの買い取り価格(概算金)を約12%引き下げた。他の産地でも引き下げが相次ぐ。全農富山県本部はコシヒカリの 概算金を前年比12.1%安い1万2300円に下げた。「13年産が豊作基調のため」だ。栃木産コシヒカリの概算金も1万1800円と15.7%下がっ た。
夏に収穫した関東産や九州産のコシヒカリの早場米は、農協と卸の相対取引価格が昨年産より軒並み下落している。
今回全農新潟が示した出荷価格には、「ベストの価格ではない」(大手卸、神明の吉川和男専務)との声がある。13年産米の需要が不振だった場合、卸から値下げ要求が高まる可能性がある。
卸はコメの収穫期に合わせ、全農などと年間の仕入れ契約を結ぶ。卸の仕入れコストは市中相場の動きに連動しない。12年産米の場合、JAの出荷価格が市中相場を60㌔3000~4000円上回るケースもあった。
卸業界には「価格形成のあり方は制度疲労を起こしている」(全国米穀販売事業共済協同組合の木村良理事長)と現在の出荷価格の決め方を疑問視する声もある。(日経)
気を使ってるのか、知らバッくれてるのか知らんが、根幹を書いてないのが日経らしいんだが、要するに穀物ブローカーが全国のコシヒカリなんかのブランド米に福島の汚染米を混ぜてるのよ。これがネット上で広まって、買い控えに拍車がかかってると見るべき。関東に出荷しても、身内には食わせたくねえって、百姓も堂々とネットなんかで云ってる。俺も震災以前はTPP反対だったけど、あの日から賛成派だもんね。誰も汚染米なんか食いたくねえよって。「食って応援」じゃ済まねえっての.....。
CHUTZPAH from STATELESS MEDIA on Vimeo.

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