Wednesday, September 25, 2013

The Olympics 2020 Makes Nuke Workers Nervous

「五輪ありきの工程が心配」 福島第一原発の作業員

安倍晋三首相は2020年の東京五輪に向け、東京電力福島第一原発の汚染水対策を政府が責任をもって進めると国際社会に約束した。事故収束を担う 作業員からは「東京五輪ありきで、現場の状況を無視した工程表が組まれるのではないか」と懸念する声が出ている。 (片山夏子)

「一番恐れているのは、事故発生当初のように工程表が机上で作られ、現場に押しつけられること」とベテラン作業員は言う。

事故発生から一カ月後の一一年四月、現場は作業員も重機も、道具や材料を運ぶトラックも足りない状態だったのに、政府と東電が年内の工程表を発表した。

工程表は毎月改定され、男性は「現場の状況を考えずに発表された工程表に悩まされた。絶対無理だとみんな悲鳴を上げていた」と振り返る。「政府がやるって発表しちゃったから」と夜中に駆り出されたこともあった。

今年六月にも、炉内の状況さえ分からないのに、溶けた核燃料の取り出しを前倒しする工程表が発表された。「無理な工程でも、発表されれば、それに沿って現場は動かされる」と男性はため息をつく。

現場では、汚染水対策や使用済み核燃料の取り出し準備など、いくつもの作業が同時並行で進む。

作業間の調整をしないと、混乱や事故を招く。天候にも左右される。

男性は「計画には余裕が必要。現場を徹底調査し、施工企業や現場の人も入れて工程を作らないと、突貫工事になってトラブルが起きる」と指摘する。

東京五輪を控え、危険な作業は先延ばしにされる可能性もある。「特に五輪開催中は、何かあってはいけないと危ない作業をしないのでは。トラブルを起こすな、というプレッシャーもきつくなっていくと思う」

今後、事故対応への政府の関与が強まる副作用として、「政府判断が入ることで、情報が出てこなくなるのではないか」(別の作業員)との懸念の声も聞かれる。事故当初も、東電が出そうとした情報を、政府側が報告を受けていないとして、発表を止めたこともあった。

ある作業員は、事故直後、高濃度の放射性物質が建屋内から検出されたが、混乱を招くとして発表されなかったと明かす。この作業員は国際機関などの目が必要だとし、「第三者を入れて事実を公表し、きちんとした対策を進めてほしい」と話す。

福島第一で長年働く男性は「現場は五輪のためではなく、事故収束に向けて作業をしている。政府は世界に公約したように、責任を持って廃炉に向けた作業が進むようにしてほしい」と訴えた。(東京新聞)

五輪を盾に、世界を人質に獲った日本。海外メディアの中には「東京は中止になる事必至、イスタンブールはその時に備え、準備すべき」と報道するとこもあるくらい、世界は危機感を募らせている。マスゴミは「五輪、五輪」と連呼するが、これは現場で働く作業員を苛立たせてるのは事実で、これからの7年間、毎日の様に、圧力が作業員にかかるわけだ。「万が一、五輪が失敗しようものなら、それは作業員のせいだ!」と云わんばかりの勢いで報道してる。ちなみに現場は人が足りなくなってると云う話。それに汚染水の漏洩。バカの安倍は「フクシマは大丈夫!」とアホの一つ覚え。「脱日本」も国民の選択肢だ.....。

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