「ももクロぴあ」は「印刷6万部」……実は「10万部」 虚偽報告をぴあが謝罪
ぴあは10月17日、同社の社員が出版物の印刷部数を印税の支払い先に過少に報告していた不祥事があったことを明らかにした。印刷部数は印税支払い額の根拠になるもので、同社は「ご期待、ご信頼をお寄せ頂いている皆様に対し、深くお詫びを申し上げます」と謝罪。矢内廣社長らの処分も発表した。
同社によると、「ぴあMOOK」シリーズの1冊として今年7月2日に発行した、アイドルグループ「ももいろクローバー」のムック「ももいろクローバーZ 責任編集『ももクロぴあ vol.2』」(980円)について、実際の印刷部数は10万部だったのに、「6万部」と虚偽の報告をした。9月初旬、印税支払い先のスターダストプロモーションからの問い合わせで判明したという。
特別調査委を設置して調べたところ、社員による着服やほかの出版物での虚偽報告は見つからなかったが、就業規則違反として降職・配置転換とし、矢内社長の報酬月額を3カ月10%カットするなどの社内処分を行った。
過去5年分にさかのぼって類似商品について調査をしたが、同様の不祥事は見つかっていないという。同社は「信頼回復のために、全社を挙げて再発防止と意識改革に取り組む」としている。(ITメディア)
「はあ?何で?他でもやってんじゃん。何でうちだけ?」恐らくこれがぴあ側のコメントだろうね。実際、この手の話は100年前からある話で、著作者を誤摩化すのは出版社の常套手段。出版業界だけじゃない。音楽は当然やってるし、映画の興行、DVDやCDのプレス枚数なんて、虚偽申告があたりまえ。この十数年、出版、音楽、映画は右肩下がりなのに、破綻してる会社数が圧倒的に少ない。何でか?この印税支払いの誤摩化しが、業界の延命を助長してるんだな。だって誰も帳簿を見れないわけだから、何にいくら使ったのか全く謎。是正策としては、ももクロ側は、ぴあと一緒に、印刷工場に立ち会い、一体何冊刷って、何冊、市場にバラまくのかを確認すべき。そうすりゃ、数字の誤摩化しは通用しなくなる。音楽も映画も同じ事.....。
A Camera Drama. Workshop with Roel Wouters from ECAL on Vimeo.

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