Monday, January 19, 2015

Anime Studio Set Up 50km West from Meltdown Site

アニメ制作など通じて福島の復興に貢献を

人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」などで知られる制作会社が、福島県郡山市で記者会見し、県内の閉校になった中学校に制作スタジオを設けることなどを正式に発表したうえで、アニメ制作などを通じて復興に貢献したい考えを強調しました。

人気アニメ、「新世紀エヴァンゲリオン」や、「天元突破グレンラガン」などで知られる東京・三鷹市の制作会社、「ガイナックス」は、19日、郡山市で記者会見し、閉校になった福島県三春町の中学校の校舎に、ことし4月に制作スタジオとミュージアムをオープンさせることを正式に発表しました。

それによりますと、スタジオではアニメの原画の制作やコンピューターによる色づけなどを行い、30人のスタッフは、地元からの雇用を進めるとしています。 また、ミュージアムでのキャラクターの展示やアニメ制作の過程を体験できるスタジオ見学などを行って、修学旅行も誘致し、年間3万人程度の来場を見込んでいるとしています。福島市出身で新たに作られた子会社、「福島ガイナックス」の社長に就任した浅尾芳宣さんは、「震災と原発事故の影響で、学校が閉校になっているという話を聞いて進出を決めた。地域に根ざし、世界に発信することで、復興に貢献したい」と述べました。

三春町長「起爆剤となること期待」

福島県三春町の鈴木義孝町長は協定の調印式で「地元からの雇用のほか、新たな観光の拠点施設として大いに期待している。周辺には町が誇る滝桜などもあり、自然を生かした事業展開など、地域経済を潤す起爆剤となることを期待している」と述べました。

県知事「財政的な支援検討」

福島県の内堀知事は19日の定例の記者会見で「新たに設けられる会社の親会社が制作したエヴァンゲリオンも、監督が須賀川市出身のウルトラマンも、小野町に工場があるリカちゃん人形も、すべて、世界に通用するソフトコンテンツだ。県内に多くの人を呼び込んでいく際に、『クール福島』を重視して後押しすることが非常に重要だ」と述べました。そのうえで内堀知事は三春町に設けられるアニメの制作スタジオに対し、新年度、平成27年度の県の予算で財政的な支援を検討していることを明らかにしました。(NHK)

三春町を調べたら、原発事故現場から西に約50㌔なんだな。本来なら「避難区域」なんだよこの周辺は。しかしなんでこんな事をするのか不思議でしょうがない。それでなくとも、アニメーターなんて低賃金で働いてる上に、「被曝までさせられるのかよ」と、従業員は思うわな。50㌔先でメルトダウンが続いてるわけよ。そこでどういう感覚で作業をすりゃいいのか全く意味不明。決断した理由は、記事下部に書いてるけど、地元からの助成金。これ以外、ありえない。アニメだけでなく、いわゆる”クールジャパン”産業は、不況の煽りを思いっきり受けてるだけに、自治体の助成金は「有り難い」の一言。「保身の為なら何でもやる」のが、日本人。情けないね.....。

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