Monday, January 05, 2015

Film Commission Business

「ロケのまち」滋賀県後押し 映画やドラマのスタジオなど誘致

滋賀県は、映画やドラマなどの映像産業を核にした県内経済の活性化に向け、撮影用スタジオや常設のオープンセットの誘致に乗り出す。県内では近 年、時代劇を中心に数多くのロケが行われており、撮影や制作の拠点づくりを後押しし、国内外への湖国の魅力発信にも生かしたい考えだ。

誘致を目指すのは、屋内に建物の一部など撮影用セットが設営できる全天候型のスタジオや、屋外に建物全体を再現してスケールの大きな撮影ができる専用のオー プンセット。自主費用で開設を希望する映画やドラマの制作会社などからニーズを調査し、県が要望に合う広さの土地を仲介することも検討している。

県は、豊かな自然環境や歴史的な史跡を映像に織り込んでもらい、県の魅力発信につなげようと、県内市町とともに2002年に庁内に「滋賀ロケーションオフィス」を設置。制作会社の希望に合う県内の撮影ポイントを紹介するなどの支援を行っている。

14年公開の映画では「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」で日野城跡(日野町)や日吉大社(大津市)などが、「柘榴(ざくろ)坂の仇討(あだう ち)」で八幡堀(近江八幡市)や西教寺(大津市)などが撮影に使われている。09~13年の5年間に県内で撮影された作品数は計360本で、全国278の撮影支援団体が加入するジャパン・フィルムコミッションの調査では15番目に多い。海外からも撮影スタッフが訪れるなど、県内での撮影本数は年々増えてい る。

同オフィスによると、京都市内の撮影所から車で1時間余という地の利が引き合いの多さにつながっているらしい。近年、京都のスタジオが手狭になり、新たな拠点を求める制作側の要望が高まっているという。

県観光交流局の担当者は「県内に撮影拠点ができれば、時間に制約されずに撮影に取り組んでもらえる。スタッフの宿泊や食事などで波及効果もある。誘致と併せて、滋賀を題材にした小説やドラマ、漫画の映像化も働きかけていきたい」と期待を膨らませている。(京都新聞)

まだこんなトボけた事を云ってる自治体があるのかと、呆れてる。映画、テレビ業界自体が疲弊してる昨今、この事業にどんだけの意味があるのか不思議でしょうがない。興行収入も視聴率も下がりっぱなしのエンタメ業界で、税金使ってやる意味がどこにあるのかと。観光資源にしたいのは分かるが、正直云って「時既に遅し」だわな。ドローン撮影許可問題、税制優遇問題、ヤクザ問題等など、これらに関して、日本の自治体が動いてるってのを一度も聞いた事がない。しかも滋賀県。撮影誘致の実績がどんだけあるのかマユツバ。

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